コロナウイルスの影響で外出自粛して、本を読む時間が出来ると思いきや、自分は通勤時間に本を聴くことが多いので、それほど増えて無いと言う結果に(笑)
先の不安を考えてしまい集中力も低下気味でした。皆様は大丈夫でしょうか?
このブログでも、先を考えて不安になってもしょうがない、目の前の事を一所懸命にやりましょうと何度か書いていたのに、実践出来ていない自分を笑ってしまいました(笑)
先月の読了の記事はこちら
4月読了した本
今月もオーディオブック様のお世話になりました。月750円で聴き放題対象の本が沢山あり、まだまだ聞きたい本が多くあります。
そして今月はAmazonオーディブルも再契約。30日間は無料期間なので、オーディオブックと比べて考えたいと思います。
こちらの記事に詳しく書いてます。
今月読了したのは8冊になりました。ランキングで表示してます。
- 植物図鑑 著者:有川浩
- ルフィの仲間力 著者:安田雪
- 異類婚姻譚 著者:本谷有希子
- 孤独をたのしむ力 著者:午堂登紀雄
- 人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 著者:ふろむだ
- QJKJQ 著者:佐藤究
- 正義という名の洗脳 著者:苫米地英人
- お金持ちの習慣が身につく「超」心理術 著者:内藤誼人
1月10冊、2月10冊、3月9冊、4月8冊で合計37冊。年間100冊に対して残り63冊でいいペース。残り8ヶ月なので、月8冊を維持できれば達成出来る。
感想
ランキングとは別に、気になった本の感想です。
植物図鑑
読書をしてなかった妻のお姉さんが、読書に目覚めてくれて勧めてくれた本です。最近は毎朝、朝マックで一人読書をする程にハマっているとのこと。
私よりも優雅な読書時間で憧れます(笑)そんなお義姉さんに勧められたことが嬉しいです。
この本は「自分では選べない本」だと思います。そういう本は大切です。自分で選べないということは、気が付けば自分で選んだ本しか読まなくなり視野が狭くなってしまいます。だから人から勧められた時は喜んで読むようにしてます。
さて感想です。
行き倒れてるイケメンが一人暮らしをしている女性に「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません、しつけのできた良い子です」と声を掛けて一緒に暮らすようになるのです。
ありえない出来事と思ってしまい、すぐには感情移入出来なくて、その後の話も野草を美味しく頂く話がメインになり、料理好きな女性向けの本だと思いお義姉さんになんて言おうかと思ってました。
しかし後半になると、行き倒れていた彼の正体も分かってきて物語に引き込まれます。
そして気が付けば最後の「カーテンコール」、ヘクソカズラを見るシーンで泣いてしまいました。結果、甘々なラブストーリーですが途中から完全に引き込まれて、最後はハッピーエンドで面白かったとなりました。
ルフィの仲間力
ワンピースファン、いやファンで無くても一度ワンピースを読んだことが有るなら、楽しんで読める本です。
一つの場面やセリフから、その時のルフィの気持ちや仲間との連携を深める考察があり、この本を読んでから、もう一度ワンピースを読み返してます(笑)丁度スマホのアプリで無料公開中だった!有り難い少年週刊ジャンプ様!
「俺は剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」
「航海術も持ってねェし!!!」
「料理も作れねェし!!」
「ウソも付けねェ!!」「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」
「ルフィの仲間力」第三章より引用
この本を読んで、真っ先に漫画でその場面を読み返したセリフです。
この時にいた仲間の得意なことを言い、自分は何も無いと言っています。これは自分の弱さを認める強さです。
それと同時に仲間全員に、自分が助けなければと思わせ全員の士気を高めています。
ワンピースで一番好きな場面になりました。
異類婚姻譚(いるいこんいんたん)
この本の題名の漢字が読めない(笑)と思い調べてみると、意味のある言葉でした。
動物、精霊、妖怪、神など、人間以外の者との恋愛や婚姻(結婚)を主題とした説話の総称。世界レベルで見ると、お相手となる存在は実に多種多様。
ピクシブ百科辞典さまより引用
有名なお話だと「浦島太郎」が異類婚姻譚になります。実は玉手箱を開けて、お爺さんになった後に鶴になり乙姫様と結婚するというストーリーがあります。その他「雪女」も異類婚姻譚にあたります。
さてこの本の感想ですが、初めは旦那のだらし無さが目立ち、何で離婚しないのだろうと思い読み進めると、近所の人から旦那に顔が似てきていると言われて、気が付くとだらし無い旦那と一緒にいることが心地よくなり、一体化されようとします。
結婚して夫婦となると、それまで赤の他人だった2人が一緒に生活を始める。しかしその隣にいる相手が、人間では無かったら?と思うとゾッとしますね。
だらし無い性格と同じ様に、顔のパーツもだらしなく歪んでいく様子を読んで、想像していくとより恐怖を感じて、集中して読み進めてました。面白かったです。
人生は運よりも実力よりも~
同じ会社に働いている人を見て、実力も無いのに何であんなに評価されているんだ?と思った事ありませんか?ほとんどの人が何度か思うはずです。
そんな悩みの答えがこの本に書かれてます。運よりも実力よりも大切な「錯覚資産」に付いて書かれた本です。
錯覚資産とは「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」とあります。出来る人と思われれば、良いポジションに配置されより成長出来て、更に錯覚を生み出します。
「世渡り上手な人」というのは、無意識でこの錯覚資産を生み出しているだと考えさせられました。出来る人と思う方も無意識なのがちょっと怖いところです。
まとめ
本を読む環境や自分の状態は、集中力の無い自分には大切だと実感した月でした。コロナの影響を受けて、世の中が変化しているニュースを毎日聞くたびソワソワしたり、ネガティブになりそうになったり落ち着かない時期でした。
先の事を考えて心配しても、過去を悔やんでも時間の無駄。
目の前の本をしっかり読みたいと思います。