プレイステーション5(PlayStation5)の消費電力が、どのくらいなのか?気になりました。
なぜなら、プレイステーション4(PlayStation4)から、性能が良くなったということは、消費される電力増えて電気代も上がるのでは?、と不安になったからです。
⇩幸運にもPlayStation5(プレステ5)に当選した時の記事です。
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「PlayStation5」の消費電力を調べてみた。
PS5の最大消費電力
調べてみるとSONYが発表している、最大消費電力が350Wということがわかりました。
結構高い数字です!この数値で計算すると
1時間あたり最大の電気料金 350W x 27kwh = 9.45円 になります。(この数字は、1時間あたりの最大値になります)
ちなみに他の家電の消費電力と比べて見ると、PS5は冷蔵庫と同じくらいです。
- 電子レンジ 1400W
- ドライヤー 800~1200W
- 冷蔵庫 300W
- デスクトップPC 150~300W
- 電気ポット 700W~1000W
- ホットプレート 1300W
アメリカの環境団体が消費電力を調査
米国の環境保護団体Natural Resources Defense Council(NRDC)が、PlayStation5とXBOXの消費電力を調査しました。
調査内容は、AmazonprimeビデオとNetflixのストリーミングされた番組を、再生した時の消費電力の数値です。
その調査結果によると、PS5で68〜70Wの数値結果になりました。(因みにXboxシリーズSでは約41Wでした)
実際にゲームをプレイした時の数値を見てみると、PS5にプリインストールされている「ASTRO’s PLAYROOM」では、180~200Wをわずかに超える数値レベルでした。
PS5用のゲームに対して、PS4向けに設計されているソフト『NHL 2021』では、80W~104Wの消費電力だったのです。
プレイステーション5消費電力の結論
PS5専用のソフトだと180~200W、PS4用のソフトだと80W~104Wと倍近い数字が発表されてました。
この数字を1時間あたりの電気料金27kwhで計算してみると
- PS5ソフト 200Wx27khw=5.4円
- PS4ソフト 104Wx27khw=2.8円
になります。
同じプレイステーション5でも、PS4のソフトとPS5のソフトで、処理機能の違いがあり、よりリアルに楽しむ機能もあるので、倍の消費電力になるのだと思います。
同じソフトをプレイするなら、PS4でプレイするよりもPS5の方が環境にもお財布にも優しいことが分かりました。
今後もヴァージョンアップなどで省エネ機能が、強化されることを期待しております。
モード別の消費電力
それぞれのモードで、プレイステーション4Proとプレイステーション5を比較してみました。
PS4 Pro | PlayStation5 | |
スタンバイモード | 5w | 1.3w |
メインメニューを表示 | 63W | 47W |
PS4タイトルをプレイ | 147W | 107W |
ソフト起動時(それぞれ専用のソフト) | 177W | 207W |
全体的にどの場面でもPS4Proと比較して、消費される電力が少なくなっていました。新しい機種を出す度に、画像処理や音響、処理速度を進化させる一方で省エネを進めて環境面にも力を入れていることが分かります。さすがSONYです。
ちなみに、只今プレミアム値が付いている、ニンテンドーSwitchの消費電力は『16W』です。少ない!
プレイステーション4の消費電力も調べた。
以前、PS4(プレイステーション4)の電気代がいくら掛かるのか?調べました。
その記事から、機種番号の一覧表を抜粋するとこの通りです。
PS4系統 | PS4型番 | 最大消費電力 | 1時間の電気代 |
CUH-1000系 | CUH-1000、1100 | 250W | 6.75円 |
CUH-1200 | 230W | 6.21円 | |
CUH-2000系 Slim | CUH-2000、2100、2200 | 165W | 4.46円 |
CUH-7000系 Pro | CUH-7000、7100 | 310W | 8.37円 |
CUH-7200 | 300W | 8.10円 |
※最大消費電力で比較してます。
PS4は、初期型の1000系、Slimになった2000系、Proの7000系ですの3種類に分けられます。
最大消費電力に差がありますが、常にこの数値ではありません。PS4の起動する時や、よりリアルな動画を処理する時に、この数値に近づくようです。
実際にゲームをしている時は、100~140Wになります。
1時間プレイした時に、140Wとして計算してみると 140W x 27kwh = 3.78円/1時間 という計算になります。
これを毎日欠かさず3時間プレイしたら、月30日で 3.78円 x 3時間 x 30日 = 340.2円 になりました。そんな大きな金額じゃなくて、安心してました(笑)
PS5をより省エネで使おう
先程の米国の環境保護団体Natural Resources Defense Councilのページでは、最後の項目でこの様に書かれていました。
マイクロソフトとソニーを敬意を表してお勧めします。a)自動パワーダウンモードとスタンバイモードの実装をさらに改善して、コンソールの年間全体的なエネルギー使用量を削減します。 b)ビデオ再生用のディスクリートの低電力チップを組み込む。また、フィールド調査を実施して現在のユーザーの行動(1日あたり何時間ゲームをプレイして映画をストリーミングするか、何パーセントが自動電源オフを無効にするかなど)を測定し、この情報を使用して全国に関する公開レポートを生成することをお勧めしますゲームコンソールのエネルギー使用。
Natural Resources Defense Councilさま より引用
英語のページを翻訳したので、文章が読みづらいですが、消費電力を抑える機能やデータ公開により炭素排出量を減らしていきましょう!という内容です。
またSONYの公式ページでも、PlayStationに関する環境の取り組みが掲載されてます。
https://www.playstation.com/ja-jp/corporate/playstation-and-the-environment/our-products/
「消費電力=電気代」としか考えてませんでしたが、電気を消費するということは環境に関わっていてCO2の排出量を増やしていることを改めて考えさせられ、これからは環境にも優しいプレイスタイルが必要になってきますね。