ビジネス本

職業としての小説家・村上春樹「読書感想」1

夕日が沈む雪山

ブックオフがあると、どうも吸い寄せられて入店してしまいます。そして値段の安くなった本が置かれている棚から見てしまいます。

これはインターネットのショップで、価格の安い順にしているような気がします(笑)たまに欲しかった本を見つけると、お宝を発見したように嬉しくなってしまいます。

著者:村上春樹

早速、本の紹介を書いていこうと思いましたが、著者は今更説明する必要も無いくらい、世界的に有名な方です。

生年月日: 1949年1月12日 (年齢 69歳)
生まれ: 京都府 京都市
配偶者: 村上陽子 (1971年から)
映画: バーニング 劇場版、 ノルウェイの森、 トニー滝谷、 風の歌を聴け
短編: バースデイ・ガール、 ねじまき鳥と火曜日の女たち、 Tony Takitani
Wikipedia様より引用

 

この記事を書こうと思い、著者のことを初めて調べてみました。知らない作品が多すぎて、これから読めると思うと、楽しみが増えて得した気分です。

『職業としての小説家』気付き

僕の二十代は朝から晩まで肉体労働をし、借金返済することに明け暮れました。
P39より引用

何の脈絡もなく何の根拠もなく、ふと思ったのです、「そうだ、僕にも小説が書けるかもしれない」と。

P42より引用

私が著者に対して、抱いていたイメージは、小さい頃から本が好きで本に囲まれて育ち、字が書けるようになった頃には、一つ作品を書き上げているような想像をしてました。

それがまさか、二十代まで肉体労働をされていたとは、驚きです。さらに借金返済の為とは(笑)

 

ただし、その生活の中でも音楽を聞くのと、本を読むことは続けたと書かれていました。この読書を続けていたこと、これまでにたくさんの本を読んでいたことが、小説との関係を築いていったのだと思います。

有名な作家が言った言葉で、文章が上手くなる近道は、たくさんの本を読んで、たくさんの文章を書くことだとありました。

著者は読書という土台があって、書き始めたのだろう思います。私もこれからもっともっと、たくさんの本を読みたいと思います。

あるべき姿が頭の中にありました。そのイメージがいつも空の真上に、

北極星のみたいに光って浮かんでいたわけです。何かあれば、

ただ頭上を見上げればよかった。そうすれば自分の今の位置や、

進むべき方向がよくわかりました。

P97より引用

「自分のあるべき姿」

それがハッキリとある事が、凄いなと思いました。

私にはありません(笑)

 

数年前に離婚してやっと、自我に目覚めた気分ですので(笑)

最近になってボンヤリですが

やっと「自己成長したいと」と

思えるようになりました。

それぐらいで、ハッキリしたモノは無いです。

 

ただ、ブログを初めたのは

このまま、歳を重ね、仕事もそれなりに片付け

少ないながらも給料をもらい、幸せにはなれそうですが

自分の人生を考えた時に「何もしてない」という気持ちになりました。

 

でも何をやるか?考えた結果

ブログを始め、ツイッターで頻繁につぶやき

もっと「人」と交流し、自分の書く文で

誰かの1%でも役に立てればと思いました。

 

自己成長をして、誰かの役に立てれば

今よりも、少し幸せになるのじゃ?なんていう考えです(笑)

 

頭の中にいろんなことをそのまま放り込んでおくと、

消えるべきものは消え、残るべきものは残ります。

僕はそういう記憶の自然淘汰みたいな物を好むわけです。

P115より引用

今の私の場合は、どうやって効率よく記憶して

効率よく思い出したい時に、思い出せるようにする。

それを目指して本を読んでおります。

 

天才と凡人の違いと言うか(笑)

驚かされます。

 

圧倒的に情報量が、多く頭の中に保管されていて

消える記憶は必要無い物となるのでしょう。

 

記憶は、心が動いた時により強く残るはずなので

自然淘汰され残った記憶が、自分の好きな記憶で

残るべき記憶ということですね。

 

その好きな記憶を、自由に書くことが

良い小説になっているんだ思いました。

 

今の自分と逆な感じがして驚きです。

カッコいいですね「記憶の自然淘汰」

 

世界はつまらなそうに見えて、実に多くの魅力的な、

謎めいた原石に満ちています。小説家というのはそれを見出す目を

持ち合わせた人々のことです。

P131より引用

私もいつかは、小説を書きたいと思っていたけど

文章が下手で、何を書きたいのかハッキリせず

恥ずかしくなり、止めてしまった(笑)

 

しかし、こうやって書かれると

その目があるか、確かめたくなる!

 

そんな自分には優しい言葉にとれます。

誤解かな?(笑)

 

あまりに「気付き」が多かったので

記事を分けて書きました。

 

続きはこちらです。

https://usual-things.com/dokusyo/syokusyou-kouhan-kiduki/
ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。