3大キャリアから、それぞれ新プランが発表されました。
- docomo ⇨ ahamo(アハモ)
- au ⇨ povo(ポヴォ)
- Softbank ⇨ LINEMO(ラインモ)
3社を比較して、メリットとデメリットを調べてみました。
Contents
ahamo,povo,LINEMOのメリット4個
①月額料金
一番気になる月額料金です。3社の違いを見てみます。
キャリア名 | docomo | au | Softbank |
新プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
月額料金(税込) | ¥2,970 | ¥2,728 | ¥2,728 |
国内5分かけ放題 | 0円(プランに含む) | ¥550 | ¥550 |
通話料金 | ¥22/30秒 | ¥22/30秒 | ¥22/30秒 |
合計 | ¥2,970 | ¥3,278 | ¥3,278 |
国内通話5分
この料金の違いは、国内通話5分のかけ放題の有無です。
合計を見ると「ahamo」だけが、2,000円台になっているので、インパクトがあります。しかし、電話を全然かけない方や、LINE電話などで十分という方には「5分かけ放題」は不要になるので、povoかLINEMOの方が安くなります。
かけ放題
毎月たくさん通話をする方に、オススメなのが「かけ放題」のオプションです。
新プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
月額料金(税込) | ¥2,970 | ¥2,728 | ¥2,728 |
国内かけ放題 | ¥1,100 | ¥1,650 | ¥1,650 |
合計 | ¥4,070 | ¥4,378 | ¥4,378 |
合計してみるとahamoが一番安くなります。自分に合ったプランとオプションを選ぶことができます。
②通信データ量が20GB
私の使い方だと、Wi-Fiの環境下にいることが多いので、毎月3GBも使いません。通信速度も気にしないので、楽天モバイルにしました。
通信速度が速くて「毎月のデータ通信量が3GB以上20GB未満の方」には、この3社をオススメします。
新プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
低速時の速度 | 最高1Mbps | 最高1Mbps | 最高1Mbps |
データ使い放題 | なし | ¥220/1日 | なし |
データチャージ料金 | 1GBにつき¥550 | 1GBにつき¥550 | 1GBにつき¥550 |
テザリング料金 | 0円(プランに含む) | 0円(プランに含む) | 0円(プランに含む) |
povoには220円を払うと「24時間使い放題」というサービスがあります。もし出張などで、移動中に動画を楽しみたいと思ったら、その日だけ申し込めば無制限に見れます。
テザリングも0円なので、パソコンに接続して視聴することも可能です。使い方が広がるサービスだと思いました。
③手続きが簡単
手数料0円
オンラインでの手続きになるので、ショップに行く手間や、待ち時間が無くなります。
乗り換え手数料も3社共に0円になってます。
新プラン名 | ahamo | povo | LINEMO |
5Gの対応 | 対応 | 夏以降予定 | 対応 |
eSIM | 検討中 | 対応 | 対応 |
契約手続き | アプリorWEB | WEBサイト | LINEorWEB |
乗り換え手数料 | 0円 | 0円 | 0円 |
5G対応
一部の地域で開始されている「5G」ですが、povoを除く2社はすでに対応済みです。5G対応機種であればそのまま使うことができます。ちなみにiPhoneは12以降の機種になります。
docomoの発表から5Gの人口カバー率(エリア)は、2022年3月末までに55%、2023年3月末までに約70%に到達する見込みと言われてます。普及するのは、まだ先の話になりそうです。
eSIM対応
これも便利なサービスです!
これまでは「SIMカード」を受け取ってから、設定して認識されてました。しかし「eSIMカード」になると、オンライン手続きが終わり、設定すれば認識されます。
SIMカードを受取ってスマホに入れる必要もなくなり、破損や紛失の心配もなくなり、解約時に返却する必要もなくなったのです。
ちなみに対応機種はiPhoneXR以降の機種です。
④その他各社別メリット
ahamoのメリット
- 5分かけ放題を入れると、3社では料金が一番安い
- 追加料金無しで海外82の国々・地域で使用可能。
povoのメリット
- 5分かけ放題を必要に応じて追加できる
- データ使い放題 24時間を必要に応じて追加できる
LINEMOのメリット
- LINEトーク/通話がカウントフリー。
- WEBサイトの他にLINEアプリでも申し込みできる。
- 5分かけ放題を必要に応じて追加できる。
- LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)が無料
ahamo,povo,LINEMOのデメリット3個
①キャリアメールが使えない
キャリアメールが使えません。
キャリアメール:ドメイン名が@docomo.ne.jp、@au.com/@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp/@softbank.ne.jpのメールアドレスのこと。
ただし、総務省が他のキャリアに乗り換えても、そのままキャリアメールが使えるように進めてますので、今後変化があるのかもしれません。その他の項目も嬉しい内容です。
- eSIMの推進
- SIMロック解除の推進
- MNP手続きの円滑化
②スマホ購入ができない
スマホ販売ですが、3社の状況はこのようになってます。
- ahamo 販売中
- povo 2021年5月から受付開始。
- LINEMO 未定
もし、一緒に購入できないとしても、この方法でスマホは別で購入できます。
- アップルストアでSIMフリーの端末を購入する
- キャリアショップや家電量販店などで、スマホだけを購入する
- 中古業者から購入する
③その他デメリット
- 20GBの契約ですが余った時、翌月に繰り越すことができない。
- 手続きがオンラインのみ。
- 家族割など利用できない。
ahamo,povo,LINEMOのまとめ
自分に合ったプランを、選べるのは嬉しいことですが、やはり月額料金が下がったのが一番うれしいですね(笑)菅総理誕生から、安くなったので有り難いと思います。
さらに最近のニュースで菅総理は「健康保険証、運転免許証との一体化、現在審議いただいている法案によるスマホへの搭載など、利便性の向上に取り組んでいく」と発言されていました。
スマホに保険証と運転免許が、搭載されるという方向ですね!便利な未来にワクワクしてしまいます(笑)