ビジネス本

「神様とのおしゃべり」佐藤みつろう 読書感想②不足を見ず充足を見よう!

中世の建物

この本の続編で「悪魔とおしゃべり」という本も出ています。

この本の続きになっているんだと、思いますが非常に気になる本です。

主人公は悪魔と喋って、どうなっていくのかストーリーも気になります。

この本の表紙

「あなたの常識は、誰かの非常識なのだ。」と書かれています。

前回の記事で引用した内容にもなりますが、心に刺さる一言です。

 

人はだれでも常識で物事を判断したり、感情が湧いたりしてますが

その根本を考え直す必要がありそうです。

この本を読み込んで、更に勉強していきたいと思います。

内容

「幸せになりたいんじゃろ? だったら、叶えてやるよ」
ダメダメサラリーマンのみつろうは、ある日突然おしゃべりな神さまと出会った。
こうして主人公の毎日に怪しさMAXの神さまによる、「あっという間に幸せになれる授業」が加わることになったのだ。
人間関係、お金、仕事、恋愛など、読む人の人生観を180°ぐるりと変えてしまう魔法のような実用エンタメ小説。
幸せってなに? 誰も知らないその答えがここに。

サンマーク出版様より引用

引用・気付き

鏡は先に笑わない。

第3章より引用

鏡に写っているのが、自分の過去なので

当然ながら先に自分が笑わなければ、鏡の中の自分も笑いません。

 

鏡は自分の姿も考えも、映し出しているのです。

 

嫌なことが起きたとしても、それは鏡の中のことなので

替えられない過去のことなのです。

 

なので嫌なことが起きても、自分の解釈を変えて笑いで吹き飛ばしましょう。

こちらが笑顔なっていれば、向こう側の鏡に映る自分も笑顔になるはずです。

常にこちらが先に笑うのです。

99%の幸せに囲まれて、なぜ1%の不幸を探す。

第3章より引用

人はお願い事をする時に、貧乏になりたくないとか

金持ちになりたいと、言ってしまう。

 

このお願いしている間は、ずっと貧乏なことを想像して

自分は金持ちではないと言い、マイナスイメージをしている。

その状態で願いをしてしまっていると、貧乏であることと

お金持ちでないことを、お願いしてしまっていることになる。

 

普段生活していて、お金が無いと思うと貧乏な気持ちになります。

しかし身の回りのことを見てみると、家族がいてくれたり

住めるお家があったり、食べれるものがあったりと色んな幸せに気が付きます。

 

幸せが満ち溢れているのに、無いものから不幸を探し出してしまう。

そして自分が、幸せじゃないと思い続けてしまう。

 

幸せがたくさんあるのに、それを感じずにため息ばかりついているのは

ずっと不幸のままであり続けると思う。

 

不幸な部分を見ないで、幸せな部分だけを見て

自分が幸せだと思えば思うほどに、幸せになっていきます。

目の前の不足は見えるが、持っているものは目に見えない。

第4章より引用

総理大臣である人は、総理大臣になりたいと思っても絶対になれない。

 

全てのモノを持っている人が、何かを欲しいと言った場合

一旦その欲しいモノを、無くさないとならない。

無くなったモノを、手に入れることによって欲求が満たされる。

 

つまり欲しいと思うという事は、1度欠乏させることになる。

何かが欲しかったり、何かになりたいと思うと

1度持っていない状態にならないと、それは満たされない。

 

今幸せな人が、「幸せになりたい」と言ったとしても

1度不幸にならないと、幸せを味わえないと言う事だから不幸にされてしまう。

 

なのでお願い事は、過去形で言い

幸せになった状態をお願いするようにします。

悩んでいるときは、悩むことをすぐにやめよう。

第4章より引用

悩みとは2つの選択肢を、どちらかにしようか悩んでいる。

そしてどちらでもいいから悩んでいる。

なので悩みだしたら、すぐにどちらかを選んで悩むこと止める。

 

この選択肢をどちらか選ばなければならない、という義務があると思い

悩み苦しんでいる。

 

自分ではどうでもいいと、分かっているのに苦しんでいる。

なので、これからは悩んだらすぐ決める。

苦しむ時間など、勿体無い。その時間をもっと幸せになることに使いましょう!

 

しめしめこれは、きっとうまくいく。

第4章より引用

何かを選択して、失敗したとしても

それを悪い状態と思ってしまうことで、より悪い状況を引き寄せてしまう。

なので結果をそこで決めずに「しめしめこれはきっとうまくいく」と未来の自分に託します。

 

今悪い状況でも、未来になれば結果的に良い状況になっているかも知れない。

ポジティブで終われるこの言葉は、良い状況を引き寄せてくれます。

 

2つの選択肢はあって片方を選び、それが悪い結果であったとき

逆を選べば良かったと、人は後悔をしてしまいます。

 

しかし、この後悔も時間の無駄なのである。

もう片方を選んだ場合の状況は、誰にもわからないし、誰も経験することができない。

なのにそちらを選べばよかったと思うのは、無意味で時間の無駄になる。

まとめ・感想

今回の気付きでは、悩み事と後悔は時間の無駄ということが分かりました。

 

悩み事は、2つの選択のどちらを選ぶか迷っている。

自分でどちらでも良いと思っているのに、悩んで苦しむ。なので時間の無駄。

 

後悔は、自分が選択しなかった方を、選べば良かったと思うこと。

時間を戻して選ぶことは出来ない、誰も体験出来ないのに良かったかなんてわからない。

もっと悪い結果になっている可能性もある。なので後悔は時間の無駄。

 

もう悩むのも、後悔するのも時間が勿体無いです。

自己成長出来る時間に使いましょう。

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。