ビジネス本

「人生は楽しいかい?」北川貴英 読書感想③ 壁は自分の力を計れる!

ロシアの橋

帯に掲載されている芸人さんの顔は、どこかで見たことあるなぁと思っていたら

以前システマを習得したという「「ピーマンズスタンダード」さんでした(笑)

本文の中でも「痛い」とは、体がリキむので痛くなると書いてありました。

芸人さんのこの芸を思い出し、嘘では無かったんだと!共感しました(笑)

システマ創始者

システマで検索をすると、格闘技となってます。

そして、システマ創始者のミハイル・リャブコさんの写真も出てきます。

 

実に愛らしく「ロシアの格闘技」からは、イメージしにくい方で

本文で登場する「ゲオルギー・システマスキー」のモデル?と思える風貌です。

 

著者は、公認システマインストラクターの北川貴英さん。監修と書かれています。

目次・内容

【指令1】「よかったこと」に目を向ける
【指令2】ゆっくりやる
【指令3】知る
【指令4】距離を測る
【指令5】呼吸する
【指令6】姿勢を整える
【指令7】視点を動かす
【指令8】限界に触れる
【指令9】最悪を想定する
【指令10】動き続ける
【指令11】力を抜く
【指令12】成功体験を忘れる
【指令13】観察する
【指令14】衝突をコント ロールする
【指令15】分かち合う
【指令16】任せる
【指令17】生きろ

引用・気付き

結局、変わり続けるしかないんや、人も組織もな。

第12司令より引用

これは主人公の会社が、問題が起きたときに新しい試みをせず

これまでの成功体験を思い浮かべ、守りに入っている会社のことを相談したときの一言です。

 

人間は上手くいったことをパターン化して、何度も同じことをやろうとしてしまいます。

だから新しいことを、試そうとしない人が多いです。

 

なぜ新しいことをしないかというと、人間の本能で生きる可能性が

より高い選択をしてしまうから、新しいことを避けたがるのです。

 

 

私の会社でも古株の人たちが、新しいアイデアを取り入れることをせず

時代に置いてかれると思うことが多くあり、先が思いやられます。

時代に合った変化をしていいかなければ、時代に取り残されてしまいます。

 

神様は弱い人間には、それなりの試練しか与えない。

しかし、力のある人間にはそれに見合った、大きな試練が訪れるのや。

第14司令より引用

壁を目の前にして、心が折れそうになる時もありますが

大きな壁が目の前に来たという事は、逆に言うと神様が大きな力を持っていると

認めたことになり、そう思うとその壁を乗り越える力が湧いてくる気がします。

 

そしてその壁を一つ一つ乗り越えるたびに、より成長していけば

より高い大きな壁を目の前にしたとき、その壁の大きさを見て

自分が成長出来たことがわかります。

 

大きな壁が、目の前に来た時は

力が付いたんだ、成長したんだと喜びましょう!

アウトプットポイント 3個

1,ゆっくりやると、自分で自分の仕事を観察する余裕ができる。第2司令より引用

⇛生活も仕事も、ゆっくりを意識するだけで心に余裕ができる。

その余裕が自信にも繋がると思うので、意識してゆっくりやる。

 

2,視点を変えることにより、姿勢が良くなり、姿勢を変えることにより呼吸や心の在り方が楽になる。第6指令より引用

⇛苦手な人や大勢の人前で話をするときも、視点を変え、姿勢を変え呼吸して緊張しないように話す。

 

3、神様は弱い人間には、それなりの試練しか与えない。しかし、力のある人間にはそれに見合った、大きな試練が訪れるのや。第14司令より引用

大きな試練が訪れた時に、自分の力を認められたと思い乗り越える。

まとめ・感想

「あとがき」に書いてありましたが、システマは人と人とのコミニケーションの

衝突があったとき、全ての衝突を笑いに変えたいという素敵なシステムでした。

冒頭にも書いた、芸人さんも体を張った芸には「笑い」が共通してありました。

 

お陰様で妻と叩きあって、スーハースーハーと変な顔で

速い呼吸をする遊びが、流行ってしまいました(笑)

 

ゆっくりやる、呼吸をする、知るなど

やろうと思えばすぐ出来る、簡単なことばかりで

それを実行するだけで、自己成長出来そうです。そして楽しいです。

 

良本でした!オススメです。

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。