「神様とのおしゃべり」、略して「かみおしゃ」から続きのストーリーは
過去に行ったりもしますが、主人公が成長していて頼もしく感じるところがあります。
そして泣ける部分もあって、良い本でした。
この記事の続きです。
著者の紹介
さとう みつろう札幌の大学を卒業後、10年間エネルギー系の東証一部上場企業で勤める。「社会を変えるためには1人1人の意識の変化が必要」だと痛感し、2011年にブログ「笑えるスピリチュアル」を開始。斬新な視点が話題となり、またたく間に各種ランキングで1位を獲得。月間200万アクセスを誇る大人気ブログとなる。2014年、読者や周囲の声に応える形でサラリーマンを引退し、全国各地でトークショー&ピアノライブを開催。
主な著書に『金持ち指令』(主婦と生活社)、『営繕さんの幸せドリル』(小学館)などがある。サンマーク出版様より引用
目次・内容
第1章 正しさを、疑え!
第2章 怒れるヒーロー
第3章 人間スーツ
第4章 身体は、神殿
第5章 脅し始めた、お守り
第6章 リンゴの主張
第7章 イイヒマニア
第8章 宇宙システムの始まり
第9章 この世は、勘違い合戦
第10章 運を悪くする、良い方法
第11章 あなたは、宇宙の孫の手
第12章 あなたは何も悪くない
第13章 不可能とは「正しさ」を乗り越えられない者の言い訳
引用・気付き
栄光と挫折を通ったものだけが経験者だ。
第39章より引用
「ブランコの法則」から悪魔が言っていた言葉です。
「ブランコの法則」とは、ブランコは後ろに引けば引くほど前に揺れていきます。
それは人生と一緒で、良いことも悪いことも同じ量で起こり
後ろに引くのが悪い事とすると、その反動で良いことの前にその分揺れる。
悪いことが起きたら、その分良いことがきちんと待っているということになります。
ブランコは何もしないと、止まってしまいます。前にも後ろにも動きません。
それはつまらない状態だと思い、人間は「体験」を求めて後にも前にも進みます(笑)
良いことがあったら、必ず悪いこともあり
悲しいことがあったら、喜ぶことが同じ分だけセットになっている。
セットで体験できるということが、人生だと教えてくれていました。
私はどこが悪いんでしょうか?が悪い。
第42章より引用
人はお願い事するときに、お金持ちになりたいとか、幸せになりたいとか
良い車に乗りたいとか、自分の不足ばかりを見てしまい
その不足している状況を不幸だと思いながら、その状況をお願いしているので
願いが叶うこの世界では、不幸な状態が続いてしまう。
この引用も、頭痛をしていた女性が色々なお医者さんに
「私はどこが悪いんでしょうか?」と聞いてまわり
最後に言われた言葉が、この引用の言葉だそうです。そして頭痛はすっと消えたそうです。
つまり自分はどこかが悪いと、思い込んでたその思いが不幸を引き寄せていたのです。
この引き寄せてしまうのを回避するには、私はもう持っている、お金持ちに慣れている
と勘違いすることだそうです。
そして今、幸せなことに感謝しましょう。
ありがとう!お金持ちにしてくれて!有難う御座います。
善人は、自力で天国に行こうとしておる。
第47章より引用
神様のなかの神様、トップオブ神様が「阿弥陀様」(アミダ様)です(笑)
その阿弥陀様の言葉によると、この世の全員を天国に連れて行くと宣言しています。
これまで良い行いをしてきたのにと、主人公が嘆いていましたが(笑)
良いことをすれば天国にいけるという考えは
全員を天国に連れて行くと誓った、阿弥陀様を信じてないことになります。
なのでこの阿弥陀様の、ありがたいパワーがきている
この宇宙で流れに身を任せていけば、天国に行けるようになっているのです。
そう考えるだけでも少し生きるのが楽になります。
それと同時に他力本願と言う話も出てきます。
今では悪い言葉のように使われていますが、この他力と言うのは他人の事ではなく
阿弥陀様の事だったのです。
なので宇宙最強のパワーを持つ阿弥陀様の力を願って、自力ではなく他力で
願いを叶えようと言う言葉は、宇宙最強の他力なのですから
自分の力など到底及ばないパワーになります。
ただ悪いことをしてしまうと、心の中で悪いことをしたと言う
後ろめたさを感じてしまい、阿弥陀様を裏切ることになります。
当たり前ですが、やはり悪いことをしてはいけません。
まとめ・感想
阿弥陀様のお話の時に、阿弥陀様の教えをラップで教えてくれてました(笑)
これはオーディブルならではの楽しみ方だと思うので、こちらもオススメです。
たまにその曲だけ聴きたくなります(笑)
阿弥陀様の力を信じて他力本願になり、身を任せて、自然体で生きていきましょう(笑)
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