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「神様とのおしゃべり」佐藤みつろう 読書感想③お客様は神様ではなく売る人と平等なのです。

中世の建物

読み進めると、主人公の「みつろう」の成長も楽しめます。

初めは、営業でサボりまくって、神様に文句ばっかり言ってましたが

成長してくると、その反動で愛おしく思えてきます。

著者の実体験なのか不明です(笑)

この本の神様

初め主人公のクチの悪さが目立ちます。

でもこれは、神様が時々言っていた「誰が決めたんじゃ?」というセリフを思い出します。

「神様を崇めなければいけないという固定観念は誰が決めた?」

答えは「自分」だと思います。

なのでそんな固定観念など無いよと、教えてくれていたんだと思えました。

 

神様は幸せなこと以外にも、悲しいこと、辛いことも、怒りを感じることも

色々なことを、この世に用意してくれてます。

これも私の固定観念では、無かったことです。

目次・内容

1時限目 準備体操・「現実」とは何か?
2時限目 実践編・思い通りに現実を変える、12の方法
3時限目 お金の授業・簡単に金持ちになる方法
4時限目 人間関係の授業・私があなたで、あなたが私
5時限目 まとめの授業・この世の仕組みと真の幸せについて
6時限目 特別授業・ミソカモウデに行こう

 

6時限目の「ミソカモウデ」は毎月30日に、神社に行き300円以上の賽銭を入れて

その月に起こった良かったことを思い出し、感謝しましょうということでした。

この効果は「幸せになる」というモノです。実施してみましょう。

引用・気付き

人間が信じる事ができる部分なんて、少ないと知り

不安に勇気を持って取り組んでみましょう。きっとすべてはどうにかなります。

第4章より引用

この世界において、人間の感知できないことがたくさんあります。

犬が嗅げても人間には嗅げない匂いや、イルカが聞ける音を人間は聞けなかったり

光も「可視光」という言葉がある通り、人間の見えない光もあるということです。

 

その人間の感知している世界で、思い悩んでも本当の正解は

感知出来ない世界に、あるのかも知れないのです。

自分の知ってる世界が、全てではありません。

 

しかし人間は自分の見たことも、聞いたことも無い感知出来ない世界が

あると分かっても、踏み込むのは相当の勇気がいることだと思います。

信じれない世界だからです。

 

でも、そんな信じれない世界でも

勇気を持って飛び込んでも「どうにかなる」と教えてくれています。

お客様は神様ではない。

第4章より引用

昔のお金がまだ無い時代では、等価交換でモノを交換して成り立っていました。

しかしお金が出来てからは、等価交換じゃなくなってしまった。

その証拠に売っている人よりも、買う人が偉いと言うことが

常識になっています。

 

お金以外にも大切なのモノは、この世界にたくさんあると言うことを

神様はいつも言ってました。だからお客様は、神様じゃないです。

 

心が豊かになるためにも、売ってもらったことに

感謝して買物をしたいと思います。

 

あなたが知らないことを、1番よく知っているのは、あなたが嫌いな人である。

第6章より引用

何を考えてるのか、良くわからない人のことをあなたは嫌ってないでしょうか?

会社にいるあの人「何考えてるか分かんないなぁ」だけで、嫌ってることありますよね。

それはその人のことを、理解できないから嫌ってしまうのです。

 

本書の中では、影で悪口を言っていた人に対して

嫌いと言っていた主人公だが、逆に主人公は影では言わず

必ず本人の前で文句を言ってました。

しかし影で言うのと、本人に直接言うのと、

どちらかが正しいなんていうのはありません。その人の価値観が勝手に決めているものです。

 

自分の勝手な価値観で、その人のことをよく知ろうともしないで

嫌いと決めてしまうのは、勿体無いですよね。

本当は仲良くなることができるかも知れないのに、嫌いと決めてしまう人生は

寂しく思ってしまいます。

 

ここで言う嫌いな人は、価値観が違うというだけなので

自分の見方とは、違う見方をしている人になります。

なので嫌いな人ほど近づいて、価値観をお互い交換して話し合えば

より色々なものを知ることができる、ということになります。

 

嫌いというラベルを、知る前に貼ってしまっては勿体無いです。

どんな感情が、起こってもいいんだよ。

第7章より引用

ネガティブな考えが浮かんだとしても、最後に「いいんだよ」とつければ

ネガティブをネガティブと捉えないで終えることが出来ます。

 

この「いいんだよ」があれば、全てのネガティブな感情を回避出来ます。

人間ですから、いくらポジティブなことだけ考えろと言われても

気が付くとネガティブなことを、考えてしまっていることはあります。

 

その時にネガティブを考えて、「悪い状態」と考えてしまうことが

最もネガティブを引き込んで、しまうことになるので

怒っちゃっていいんだよ、泣いたっていいんだよ、喧嘩しちゃっていいんだよと

言えればネガティブなことが起きても、最後はポジティブに変わります。

 

怒ることがいけないことだと、決めたのも自分ですから

その自分の固定観念も「いいんだよ」と認めてあげましょう。

アウトプットポイント 3個

1,信じていることの反対を、信じることができれば固定観念も無くなる。第3章より引用

⇛自分の常識に囚われず、真逆の意見も取り込んで信じてみよう。

 

2、99%の幸せに囲まれて、なぜ1%の不幸を探す。第3章より引用

⇛自分は幸せと思わない人は、自分を不幸と信じてしまうから

より不幸になってしまう。常に幸せを探し感じましょう。

 

3,悩んでいるときは、悩むことをすぐにやめよう。第4章より引用

⇛悩んでいる時間と後悔している時間は無駄です。

そんなことに時間を使わず、自己成長やポジティブなことを考える時間に当てましょう。

まとめ・感想

この本の最後に、この本を読んで幸せを感じたなら

それを他の人にも、教えてあげることで周りが幸せになり

より自分が幸せなれる、という教えがありました。

 

だから私はこのブログに書いて、これを読んでくれる人に知ってもらい

さらに幸せになってもらいたいと思います。そして私も、もっと幸せになります(笑)

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。