この本の主人公は、長年の夢であったアパレルのお店を出店したが
上手く行かず失敗して、2,000万円の借金を抱えて途方に暮れていました。
そんな時に「宇宙さん」と言う浮遊物が現れ物語が進んでいます。
この本との出会いと著者紹介
題名が長くて(笑)インパクトがありました。
宇宙さんって、宇宙パワーとか?ビックバンセオリーとかかな?と思い
興味が出て手に取りました。
著者は「小池浩」さん
心理セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、マインドコーチ
パワーストーンコーディネーター。インディゴッド仙台代表。
サンマーク出版様より引用
目次・内容
◎「無理、できない」「やっぱりダメか」、宇宙へのマイナス「オーダー」をやめろ!
◎すべてを紐づける「やった、これでかなったぞ! 」をしつこく言え!
◎「よっしゃ来た! タイムラグ! 」と唱えれば「かなわないかも」に打ち勝てる!
◎「奇跡の“ありがとう”口ぐせ」は1日500回言え!
◎どうしても人の心を動かしたいなら「秘伝のビーム」を眉間に打て!
◎やりたくないことをやるときには「チャリンチャリン」を唱えつづけろ!サンマーク出版様より引用
引用・気付き 3個
アマゾンオーディブルなので、ページではなく「章」で表示してます。
今を作り出していたのは僕自身。
第7章より引用
主人公が、映画を見て気付いた言葉です。
これまでの人生で繰り返し失敗したのも、他人のせいにして生きて来たことに気が付きます。
現実から目を背けて無責任な自分を、初めて認めた時に、この引用の言葉が出てきました。
例え本当に、誰かのせいで失敗したとしても
結果として、起こった出来事は自分の人生なのです。
その人を恨み続けて生きても、自分の人生は何も良くなりません。
良い思いをしても、辛い思いをしても
全て自分の人生で、責任も全て自分にあります。
こうやって、書いていると以前書いた「自由の刑」を思い出します。
https://wp.me/partsH-za
「人間は自由の刑に、処されている。」と哲学者のサルトルさんが言ってました。
自分の人生なんだから、全て受け止めて思い切り間違えたら良い
なぜなら、自分の人生なんだから。というお話でした。
この人生は、誰の人生?
鳥さんありがとう愛してるよー。
第12章より引用
この2つの言葉「ありがとう」と「愛してるよ」で宇宙パワーを増大させ
顕在意識と潜在意識が融合できると、ちょっと難しいことが書いてありました(笑)
この引用から思い出すのは、妻が実家に電話した時
電話を切るときは、必ず「愛してるよー」と言っていたのです。
「相手は家族と言いながら愛人じゃないよ」と妻は必死に言ってました(笑)
妻とお義母さんの会話で、この言葉は微笑ましいなぁと思っていました。
そして私もお義母さんと話す機会があり、最後に「愛してるよー」と冗談交じりで
言ってみると、お義母さんは嬉しそうに返してくれました。より仲良くなれた気がします。
そのままの勢いで、お義父さんにも言ってみましたが
恥ずかしがって、返してはくれませんでした(笑)
このおかげなのか、妻の家族と仲良くなり、実家に行った時も
居心地が良くなったのは、実感できます。
普段何度も「愛してるよ」と言うこともないし、聞くことも少ない言葉ですが
もしかしたら、この言葉は人と人を引き寄せる、パワーのある言葉なのかもと思ってしまいます。
と言ってそこら辺で、乱用していたら問題がありそうですが(笑)
家と心の中で連発したいと思います。
必要な能力は、湧いてくる。
第31章より引用
主人公は人前で話すことが、苦手だと言っていたのに
自分でやると決めて、実行してみると、結果的に気持ちよく喋ってたという話でした。
「この地球は行動するための場所」と宇宙さんが言ってました。
才能が無いから止めておこうとか、また今度にしようと思っていると
ふと気が付いたときには、手遅れになってしまいます。
思った時にやっておかないと、当たり前だが死んでからはできない。
なのでこの主人公のように、苦手と思ってもまずやってみることが大切で
ポジティブな人には、宇宙から能力さえも与えて貰えるとのことでした。
まとめ・感想
この本はストーリー仕立てになっていて、「宇宙のシステム」の話は
聞いていて面白く、次どうなるのかなとワクワクしながら読みました。