最近車を運転していて前の車のナンバーに目をやると、見知らぬ地名だったり見たこと無かった地名が書かれているナンバーを目にします。
実はナンバーは追加されて、尚且真っ白ではない「ご当地ナンバー」も登場してました。
ご当地ナンバーとは
地方版図柄入りナンバープレートは、”走る広告塔”として、地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を全国に発信することを目的に、平成30年10月1日から交付を開始いたしました。
出典:国土交通省 ホームページより
普通のナンバー加えて「走る広告塔」としてご当地ナンバーが登場してました。
平成30年10月1日より41地域が登場してます。車を運転していて他の車のナンバーを見てしまうと脇見運転になってしまいますが(笑)この引用の通りの地域を表す図柄になっていて、見ているだけでも楽しくなりますね。
気をつけながら見ましょう(笑)
41種類紹介
41箇所も追加されているので紹介していきたいと思います。
東北地方は6箇所(岩手県3 宮城県1 山形県2)
関東地方9箇所(茨城県2 群馬県1 埼玉県1 千葉県2 東京都2 山梨県1)
北陸信越は5箇所(新潟県2 富山県1 石川県2)
中部地方は4箇所(福井県1 静岡県1 愛知県2)
山梨県と静岡県で同じ「富士山」でも図柄が違うのも楽しい。
近畿地方は3箇所(滋賀県1 京都府1 奈良県1)
中部地方は4箇所(鳥取県1 広島県1 山口県2)
四国地方4箇所(徳島県1 香川県1 愛媛県1 高知県1)
九州地方は6箇所(長崎県2 熊本県1 大分県1 宮城県1 過去島県1)
出典:国土交通省のホームページより作成
作られる条件
何処でも作られるモノなのか?基準を調べてみました。
- 一定のまとまりのある地域であり、広く認知された地域であること。単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合体であること。
- 対象地域内の登録自動車数が10万台を超えていること。
- 対象地域において、地域住民のニーズがあること。
- 対象地域における地域振興・観光振興の中で、活用方策等が明確に示されていること。
- 自動車保有関係手続きのワンストップサービスを導入している又は概ね3年以内の導入が道府県として機関決定されており、具体的な導入計画が策定されていること。
- 対象地域が、他の地域名表示の対象地域と比較し、人口、登録自動車の台数等に関して、極端なアンバランスが生じないものであること。
この条件をクリアした地域が応募して、審査に通ると追加されるそうです。何処でも良いということでは無いですね。
因みに「ワンストップサービス」も知らなかったので解説。
自動車を保有するためには多くの手続(検査登録、保管場所証明申請等)と税・手数料の納付(検査登録手数料、保管場所証明申請手数料、保管場所標章交付手数料、自動車税種別割、自動車税環境性能割、自動車重量税等)が必要となります。これらの手続と税・手数料の納付をインターネット上で、一括して行うことを可能としたのが、「自動車保有関係手続のワンストップサービス(以下、OSS)」です。
自動車保有関係手続のワンストップサービス ホームページより引用
インターネットで手続きが出来るようになっていた!引っ越しした時に車庫証明など、有給を取って自分でやっていたけど今は24時間いつでも出来る。
インターネットを使ったサービスがもっともっと進んで欲しい。
追加されたご当地ナンバー
2020年5月11日(月)から17箇所のご当地ナンバーが追加されてました。
出典:国土交通省
出典:国土交通省
因みに「ヤマタノオロチ」モチーフ(島根県、出雲エリア)と「朱雀」モチーフ(奈良県、飛鳥川流域)の2つは人気が出ているそうです。
図柄がカッコ良いのと、事故からも守ってくれそうな気がします(笑)
ご当地ナンバープレートにしたい
自由に選べるか?
ナンバーの地域が決められるのは、車庫証明書の使用する本拠地で決定します。その土地でその車を使用すればその土地のナンバーになります。
例えば別荘を持っていて頻繁に行って生活をしている証明が出来れば可能になります。詳しくは管轄の陸運局へお問い合わせください。
ということで自由には選択出来ないようになっております。
料金は?
ナンバーの交付手数料の他に寄付金が必要です。最低1,000円から100円単位で寄付をしないとモノクロの図柄になってしまいます。
中にはモノクロの方がカッコいいのも有りそうなので、ケチったと思われなければどちらでも良いと思います(笑)両方見比べて、あとは自分の車に似合うか?自分の好みで決めましょう。
交付手数料は管轄する地域によって違いがありますが、中型(小型・普通自動車) 7,000円~9,200円程度・大型 10,400円~15,500円程度となってます。
⇓こちらの図柄ナンバー申し込みサービスより申し込めます。(車検証が必要)
まとめ
渋滞中に周りの車のナンバーを見て、ご当地ナンバーがあったら少しは楽しく渋滞してられそうです。見すぎて事故らないように気をつけましょう。
また今後も条件に当てはまる地域は応募していき、更に増えていくと思います。
因みにオリンピックナンバーもあります。右上にエンブレムも付いてカッコいいですね。
出典:国土交通省