「医者が教える死ぬときに後悔する34のリスト」著者:川嶋朗 読書感想記事です。
題名に「死ぬ時」と入っていると、ドキッとします。
最近では「100年人生」と言われてますが、「死」は誰にでも訪れます。
「医者が教える」と書いてあると、健康に生きるための方法が、書かれていると思いましたが、その「死ぬ時」のことを考えると、生き方の質を向上できます。
Contents
「医者が教える死ぬときに後悔する34のリスト」
題名に惹かれます。何故なら誰もが思うであろう、死ぬ時に後悔したくないから!(笑)
34のリストを元に、後悔しないように死ぬ準備が出来る本です。いつかは訪れる死へ、不安を感じないように準備をしましょう。
著者:川嶋朗
医師、医学博士、東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科 教授
1957年東京都生まれ。北海道大学医学部卒業。東京女子医科大学大学院修了。1993年から1995年まで、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学。2003年、日本の大学病院初の統合医療診療を行う「東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック」を開設し、所長に就任。体が冷えることの怖さについて早くから警鐘を鳴らし、また、「よりよく生きる」「悔いのない、満足のいく人生を送る」ための心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考えるQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)の提唱者でもある。
私の哲学様より引用
目次・内容
リスト1 「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかった
リスト10 人に言えない悩みを引きずってしまった
リスト15 途中で病院を替えることを躊躇してしまった
リスト16 セカンドオピニオンを聞かなかった
リスト18 健康診断で病気にされた
リスト21 延命治療を受けてしまった
リスト23 家族に無理やり入院させられてしまった
リスト31 「愛している」と言えなかった
リスト33 エンディングノートをつけておかなかった
34のリストより抜粋。
引用・気付き 5個

患者さんが、何とかなると思ってくれれば、それだけでだいぶ違います。
第2章より引用
患者さんが肉体的だけじゃなく、精神的にも病気に負けてしまい、「もうダメだ」と絶望してしまうと、治る病気も治らなくなってしまうそうです。
絶望させないために著者である川嶋先生は、いきなりガンと宣告された患者さんに対して「治療すると治ってしまいますよ、良いですか?」と冗談を言い、患者さんの気持ちを和らげて、明るくして、気持ちを軽くすることから始めるそうです。
気持ちが軽くなると、病気に正面から向き合うことが出来ます。
「病は気から」と言いますが、病気に負けない、絶対に戦って勝つと思えれば、体は反応してくれて、進行を遅めたり、治ってしまうことが有ると書かれてます。
気持ちだけは最後まで、負けない様にしたいです。
もし入院する時があれば、こんな素敵な先生の病院で、治療したいと思ってしまいますね。
なぜ生きたいのですか?
第2章より引用
多くの患者さんは、がんと宣告された時に「何とか治してください」と懇願するそうです。
その時に先生が「なぜ生きたいのですか?」と生きたい理由を聞くと、ほとんどの人が、何も答えられず絶句してしまうそうです。
私も想像してみて同じ質問をされた場合、絶句すると思ってしまいました。
普段から死にたいと思ってないから、当然の如く理由は言えると思ってましたが、なんで生きたいと改めて聞かれると、すぐに答えられません。
その理由を考えて見ると「生きる意味を真剣に考えてない」からです。
次の引用の質問を聴くと、答えが出てきます。
なぜ死にたくないのですか?
第2章より引用
先程の「なぜ生きたいのか?」の逆の質問です。
質問を変えるだけで、患者さんは自分がいなくなったら困ることや、本当にやりたいことが浮かび、回答出来るそうです。
例えば、自分の両親を看取りたい、子供はいないけど妻と添い遂げたいなど、生きたい理由が次々に湧いてくるのです。
生きたい理由、死にたくない理由がハッキリすると、自分のやりたいことが明確になり、生き方も前向きになってくるので、ホルモンバランスも良くなり、健康な体に近づくそうです。
常にやりたいこと「目標」を思って、生きることが大切です。

魔法の薬はないですか?
第4章より引用
糖尿病から合併症を発症した患者さんが、先生の所に通院して来て「何でも治る薬があるんでしょ?」と飲むから早く治して欲しいと言ってくるそうです。
その時先生は、「そんな薬はありません。病気を治すのはあなた自身なのです」とすぐに回答をして落ち着かせます。
病気を治すのは、薬じゃなく原因を突き止めて、改善することに有るのです。
バランスの悪い偏った食生活を見直さなかったり、日頃からの運動不足を解消せず、何でも楽をしようと思い、薬を飲めば治ると信じてしまい、原因を治さずに薬を求める方が多いようです。
原因を改善しないと、薬を飲んでも治りません。
そして私もたまに「自分は大病にならない」という、理由なき自信が有りましたが、そんな気持ちがどこかにあると、手遅れになることが多いので、考えを改めて健康診断、人間ドックなど定期的な点検が必要です。
病院を変えるのを躊躇してしまう。
第6章より引用
掛かりつけの病院で診てもらって、体調不良の原因がわからないと言われてしまった。しかし病院を変えると、今の先生に悪いからと同じ病院に通い続け、結局治らずに亡くなってしまうケースが有るそうです。
先生が「原因が分からない」と言うのは、「治せない」という意味なので、その病院に通っていても治らないのです。その治せない先生に気を使っているのは間違ってます。
今は「セカンドオピニオン」という言葉も、当たり前の言葉になってます。原因不明や分からないと言う医者の病院では、先が見えてきませんので、他の病院を探して、そちらに移った方が治る確率が高いです。
アウトプットポイント

QOD(クオリティー・ オブ・デス=死の質)
QOLを高めることがQODを高めることに繋がります。
QOL(クオリティー・オブ・ライフ=人生の質)
本の後半にこの言葉が出てきます。
今までは、衣食住を充実されることの様に扱われていた言葉ですが、最近では、充実した生活と精神的にも充実して、個人が満足出来る生活という意味になってきてます。
そのためにも「健康」が、優先する項目の1つになってきます。
私はQOLを向上させるためにも、7時間以上の睡眠をオススメします。
まとめ・感想

本の中にも「睡眠」が大切という話は出てきます。そして今まで読んできた本の中にも、睡眠を削ってしまうことは、睡眠負債となり、睡眠時間の借金をしている状態になります。
若いから、眠くないから、と思っていても確実に負債となって、将来の自分に降り掛かってきます。無理せず寝ましょう!(笑)