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《読書感想》FACTFULNESS 常識を最新にアップデート!

本のファクトフルネス

表紙や帯に書かれているすごい人達の言葉!魅力的です。

「名作中の名作。世界を正しく見るために欠かせない一冊だ」 ビル・ゲイツ

さらにビル・ゲイツは、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしたほどに気に入っているようです。

「思い込みではなく、事実をもとに行動すれば、人類はもっと前に進める。そんな希望を抱かせてくれる本」 バラク・オバマ元アメリカ大統領

これだけで読みたくなりますね!(笑)

多くの人に囲まれたオバマ元大統領

この本との出会い

お正月に実家に帰ったときに、5人で麻雀大会になり、私が待つときに仲の悪かった兄がこれでも読んでればと渡してくれました。

ちょっと嬉しかったのもあり、ワクワク読み始めました。

 

それまで難しい本だと思い、敬遠してましたが、読み始めるとスラスラと読めて分かりやすく、読んだことの無い部類の本で、最後まで楽しく読めました。

FACT FULNESS

FACT FULNESSの意味

factfulnessの意味はなんだろう?と調べてみました。グーグルで翻訳すると「事実」になります。

 

この本の中で説明されてました。

「事実に基づく世界の見方」であり、思い込みを捨て、データに基づき世界を正しく見る習慣である。「ファクトフルネス」を知ると「常識」を最新のものにアップデートすることが出来ます。

 

私が世界の事を誰かと議題にして、会話をすることは想像出来ませんが(笑)この本を読んでいないと正しい議論にならず、正確な情報を知らずに誰かを傷つける可能性が有ると思えました。

2つのグラフが表示されているパソコン画面

目次

イントロダクション
第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
第10章  焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
第11章  ファクトフルネスを実践しよう
おわりに

気付き 3個

明るいニュースとは、数え切れないほどの「小さな進歩」が
世界中で起きているということだ。
p,66より引用

私も含めて世界は悪くなっていると、思い込む人が多い。

それは毎日のようにマスコミが売れる記事を書くため、ネガティブなニュースを目にするから、悪いイメージになる。

「今日も無事に飛行機が、目的地に到着しました!」と記事を書く記者はいないから。そんな記事にお金を払って、新聞を買う読者もいない。

でも国連のデータを見ると、すぐに分かる。貧困と言われる人々の数が少なくなったり、子供の生存率が高くなったり、世界は良くなってる。

5歳未満でこの世を去ってしまう子供の数は、余りの多さにビックリするが30年近くで半分以下に減少してきている。

子供の死亡に関するデータグラフ

ユニセフ様より出典

この本にはもっと世界を知る数字が多く掲載されている。私は知らない数字ばかりでした。

 

学費がタダなのは納税者のおかげだ。
p,93より引用

著者様が大学に進学して博士号を取得したのも、がんを患ってしまったが、その治療費も無料だった。

それは納税者がいて、税金を収めててくれたから。

日本では「高額納税者」を捕まえて、インターネット上で罵ったり、文句を言う人がいるが、その人達が収めた税金の恩恵で、信号ができたり学校が成り立って教育を受けられた。

知らない間にお世話になっている。文句ではなく感謝すべき事です。

高額納税者様、特に感謝です!有難うございます。

4000万機の旅客機が
死者を一人も出さずに目的地に到着した。
p,144より引用

2016年の事、旅客機の事故が起きたのは一年間で10機でした。逆に事故が起きなかった旅客機は4000万機で、確率で言うと0.000025%となる。

しかしメディアが取り上げるのは、当然この10機だけ。

本日も無事に空港に到着しました!という見出して放送しても「当たり前」だから誰も見なくなってしまうが、新聞もニュースも無くなってしまうのは、困るから仕方が無い。

ただ事故が起きてしまった10機旅客機の裏には、安全に問題なく空港に着陸した4000万機がいるということを、知っている事が大切です。

夜の空港

10個の本能

目次に書かれていた10個の「本能」。この思い込みが、世界を正しく見れなくなる原因です。思い込みを抑えて世界を客観的にみましょう。

分断本能

「世界は分断されている」という思い込み

「金持ち」対「貧乏」、「先進国」対「発展途上国」などの対立関係は物事をドラマチックに捉えるとても魅力的な考え方である。

ネガティブ本能

「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み

人間には物事のポジティブな面よりもネガティブな面に、気づきやすいという性質がある。

直線本能

「世界の人口はひたすら増える」という思い込み

多くのデータは直線ではなく、S字カーブ、滑り台形、コブ形、指数関数曲線などに該当する。

恐怖本能

「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み

飛行機事故の死亡事故や、熊などの野生動物に襲われる被害よりも、下痢でなくなる子供のリスクや、夫や親のDVで亡くなる子供や妻の被害の方が多いことが分かる。

過大視本能

「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み

世界の二酸化炭素排出量を見ると、中国は圧倒的な量であるが、国民が多いから当然である。一人当りの排出量で捉えると、その実態を正しく把握できる。

パターン化本能

「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み

ひとつの国を「発展途上国」か「先進国」かのどちらに分類して、生活水準を見るのではなく、それぞれの所得に応じて生活レベルを見極める事が必要である。

宿命本能

「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み

「男らしさ信仰」などの頑固親父の価値観は、徐々になくなっている。祖父祖母世代と話しをすると、昔話から価値観の変化に気づくことも多い。

単純化本能

「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み

平均寿命だけを考えた場合、国の経済発展状況以外に医療レベル、食生活などを考慮してみると、キューバがアメリカよりも健康な国である事が見えてくる。

犯人捜し本能

「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み

犯人ではなく原因にフォーカスする必要がある。誰かの故意的な要因がなくても悪いことは起こる。

焦り本能

「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み

「温暖化難民」という言葉もあるが、戦争や貧困、紛争、難民などの問題を地球温暖化に押し付けているに過ぎない。

まとめ

「あとがき」に書かれた言葉が深く納得出来ます。

「情報を批判的に見ることも大事であるが、自分自身を批判的に見ることも大事である。」

今はインターネットが発達し多くの情報で溢れています。その中から正確な情報なのかを疑い、自分の頭で考える力が必要です。そのためにも正しい常識のアップデートが必要です。

お勧め度:★★★★★ 絶対に読むべき本です。

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アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。