自分を責める

「自分を責める」のが上手い/そんな人の気持ちを楽にする本

どうやら私は「自分を責めること」が得意みたいだ。

全人類が同じように「自分を責めている」と思っていたが、私ほどではないらしい(笑)

心を撃ち抜かれる『ファンが増える!文章術』

そんな私が読むと、気持ちが楽になる本がある。

それが『ファンが増える!文章術 「らしさ」を発信して人生を動かす』(廣済堂出版)だ。

(著者の「山口拓朗さん」から、熱いメッセージとサインまで書いてもらえた!)

本『ファンが増える文章術』のサイン

読み始めてすぐ「私に向けて書いている?」のかと、思わせる一文があった。

劣等感は、他人との比較によって生まれます。

p,60「劣等感が武器になる」より引用

劣等感の塊だった私の心を、ゴルゴ13のようにサングラスを掛けた「たくちゃん13」(著者:山口拓朗さん)に撃ち抜かれた。「心に刺さる」なんてものではなく、バズーカ級の衝撃だった。

劣等感を作り出していた原因が、まさに「他人との比較」だった。そして、駄目な「自分を責めてしまう」のである。

 

さらに、この本は「劣等感はマイナス」ではなく、「劣等感が武器になる」と勇気までくれる。

これまでに行ってきた「他人との比較」を発信することにより、「自分らしさ」(武器)が出てくるのだ。

ものは試し、早速、過去に行った代表的な、「他人との比較」を書いてみる。

サッカーの試合を見ていて

10年くらい前に「サッカー日本代表」の試合をみていた。

ワールドカップの出場がかかった大一番。勝てばワールドカップ出場が決まり、負けたらその時点で敗退が決定する。見ているこちらも、思わず力んでしまう。

前半にゴールを決められたが、後半にゴールを決めて逆転する。そして残り5分間を守りきれば「勝ち」となる状況。

「あと5分だ!」と手に汗を握り応援していると、解説者が逆転ゴールを決めた選手の経歴に少し触れた。

小さい頃からサッカーをはじめ、10代後半から海外で経験を積んだ。その結果が、今日の逆転ゴールに繋がっているらしい。

それを聞いた私の中で、「自責のスイッチ」がカチッと音を立てる。

夜の大きなサッカースタジアム

小さい頃の他人と自分を比べて責め出す

それまで、手に汗を握り「あと5分!」と応援していた。しかし、選手の経歴を聞いた瞬間、興奮は冷め、握っていた汗は冷や汗に変わり、選手との比較が始まる。

辛うじて画面の選手を見ているが、頭のなかでは過去の記憶が蘇る。

 

この選手は小学校に入る前に「サッカー」に出会い、成功へ一歩踏み出しているのだ。

一方、その頃の私は、どうすれば「オヤツをたくさん食べれるか」しか考えていなかった。

貧乏だった我が家に、オヤツが用意されることは少なかった。そのため、珍しくオヤツが出されたときは、相手(兄)よりも、多くのオヤツを口に入れることに、情熱を燃やしていた。

少ないオヤツで満足できず、毎月の小遣いは駄菓子に消えていた。と言っても、当時の小遣いは毎月「100円」。

さらに100円でも、親からは「少しは残して貯金しなさい」と言われるのである。もらったお小遣いなのに理不尽な言葉だ。

しかし、親のご機嫌を損なう使い方をすれば、来月の100円が減ることも考えられる。その考えから、人に変な「気を使う」人生が始まったのかもしれない(笑)

 

親の見張りをくぐり抜け、駄菓子屋に到着する。目の前に並んだ駄菓子を見て、よりコスパの高い駄菓子を、いくらまで買うか熟考するのである。

月初から100円を全部使ってしまうと、後半きつい。更に親の目も気になる。だから50円までにして、残りは後半にしよう。いや、月初に1個50円くらいの大物を買えば、満足して月末まで50円で乗り切れるのではないか?と悩んでいた。

熟考した結果、店を出るときには、しっかりと100円分のお菓子を持っていた(笑)家に帰って存分に楽しもうと思った瞬間、親の顔が浮かび恐怖に震えるのであった。しかし、欲望には勝てず、一気に食べて満足するのである(笑)

親に怒られる恐怖よりも、「お菓子を食べる」喜びの方が圧倒的に強かった。そして、食べ終わると悩んでいた時間は、なんだったんだろうと思う。

ありとあらゆるお菓子が並んでいる

サッカーに目覚め、ボールを追いかけている選手。一方、お腹がいっぱいになり、晩ごはん食べれなくて、怒る母親に追いかけられていた自分。

比較が終わると、なんて情けない奴と「自分を責め始める」。

自分を責めてしまったため、サッカー観戦が嫌な思い出になってしまった。

次の日も「成功グラフ」が頭に浮かぶ

次の日、いつものように目を覚まし、テレビを付ける。

すると「サッカー日本代表」が、ワールドカップ出場決定したというニュースが流れていた。

何気なく見ていると、逆転ゴールを決めたときの映像がリプレイされていた。選手の名前が何度も叫ばれ、その後に試合後インタビューも流れていた。

サッカーでボールを取り合う選手たち

インタビューによると、その選手は小学校の頃からすでに海外への挑戦を考え始めていた。そして、実際に行動して、見事に海外で活躍する。華々しい経歴である。

その経歴を聞くと、昨晩に続き「自責スイッチ」がカチッと音を立てる。

サッカー選手が海外に挑戦することを考えている頃、私は同じ漫画を何回読んでも「飽きない読み方」をすることに挑戦していたのだ。

中学生になりバレーボール部に入部したが、腰を痛めて帰宅部になっていた。それまで練習に当てていた時間は「暇」になり、ファミコンで遊んだり、漫画を読んだりして過ごしていた。

その時の漫画が、小学生の頃から買い集めた「ハイスクール奇面組」全20巻。全てのセリフを暗記できそうなくらい、読み込んでいた。

そこで飽きないように、初めて読むフリ、内容を忘れたフリ、読む順番を変える、10巻のカバーを12巻に付けて読む、など色々な工夫をして挑んでいた。バカバカしいが、負けられない戦いがそこにあった(笑)

 

そんな中学生時代の記憶が蘇ると、頭の中で自分と選手の二人の「人生の成功グラフ」を描き始める。

同じ場所からスタートするが、サッカー選手のグラフ線は、徐々に上昇している。昨日の逆転ゴールした瞬間は、急上昇しているのが想像できる。一方、私のグラフ線は低空飛行のまま、定規で引かれたように横に伸びているのである(笑)

黄色と青の線が伸びるグラフ

特にサッカーをやっていた訳でも、何かの代表になろうと思っていた訳でも無いのに、比較をして「自分を責める」ことを止められない。

朝から嬉しいニュースを見ているのに、テンション低く一日が始まるのである。

『ファンが増える!文章術』を読むと

選手と成功グラフの比較が終わっても、「比較をしてしまった」と自分を責め出す。

エンドレス自責なのである(笑)

劣等感を生み出す原因と対策

本を読み進めると、劣等感を生み出すさらに深い原因が書かれていた。

劣等感とは客観的な評価ではありません。自分がそう感じているだけのこと、つまり主体的な評価です。

p,60「劣等感が武器になる」より引用

他人と比較して劣等感を生み出し、周りからの評価も低くいと思い込んでいたのである。それは、自分が勝手に作り出して、自分を苦しめていた。

この本のおかげで、そこに気が付くことができた!この「気付き」は大切な一歩になる。

小さかった自分も、必死に生きていた。過去の自分を認めて、受け入れたいと思う。

 

劣等感を書いてみると、気持ちが楽になった。

そして、この本を読んだ自分、この本の著者のセミナーに会場参加した自分、この気持ち悪い内容であろうブログを書いた自分などなど、褒めてあげれるようになった。

今後も劣等感をさらけ出し、「らしさ」を追い求めたいと思う。

比較するのは、他人ではなく過去の自分!だ!

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。