ビジネス本

《感想・要約》「自分の頭で考えよう」 知識と思考は別!

ヒントが浮かんだ様な電球

「自分の頭で考えよう」このタイトルを見て、考えるのは自分の頭だよなーと思ってしまったら読んだ方が良いです(笑)少し読むとその答えも書いてありました。

「知識と思考は別物」を分かりやすく解説してくれてます。!有名ブロガー「ちきりん」さんの思考方法を解説してくれている本でした。

著者紹介

著者:ちきりん

関西出身・東京在住の文筆家。「ゆるく考え、心地よく暮らし、自由に生きる」をモットーにしている。

日本のブロガー・著述家。ブログ「Chikirinの日記」でBLOGOSアワード大賞およびアルファブロガー・アワード受賞。「おちゃらけ社会派」と称している。 本名と顔を公表していない。

Wikipedia様より引用

著者さまのブログ「Chikirinの日記」も拝見させてもらいましたが、面白い考察が沢山書かれていて魅力的でした。

目次

はじめに
1,最初に考えるべき「決めるプロセス」
2,「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと
3,あらゆる可能性を検討しよう
4,縦と横に比べてみよう
5,判断基準はシンプルが一番
6,レベルをそろえて考えよう
7,情報ではなく「フィルター」が大事
8,データはトコトン追い詰めよう
9,グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する
終わりに

要約・気付き

「知っている」と「考える」の違い

知識と思考の違い

もっと自己成長して深く考えられる人になりたいと思って、本を沢山読んで勉強しようとしてましたが、そんな考えはバッサリといかれます(笑)

「知識」とは過去の事実の積み重ねであり、「思考」とは未来に通用する論理の到達である。

「自分の頭で考えよう」より引用

本をいくら読んでも「知識」が増えるだけで、「思考」は深くなりません。ここでバッサリいかれました(笑)

 

なにか考えようとして頭の中から出てくるものは、それ以前に頭に入れておいた他人の思考なのです。自分の頭で考えたのではなく、自分の頭の中の記憶から他人の思考を取り出しただけで考えて無かったのです。

この引用が私にとって一番の気付きで、「考え方」を考え直すという良く分からない状態になりました(笑)

 

本を読んでアウトプットをすることで自己成長して、考える力も付いてくるものだと思ってました。このアウトプットをするときに、本からの情報や知識を元に自分の考えや結論を出す事が大切になります。

過去からの知識ではなく、自分の頭で思考することが本当のアウトプットです。

物事の考え方

「良い面」「悪い面」「どちらでもない点」を列挙した上で、「悪い」場合は、「なぜ悪いのか」「その悪いものは改善可能なのか」「改善するとしたら何をすべきなのか」を考えるのが本来の思考です。

「自分の頭で考えよう」より引用

知識に引っ張られてしまうと、物事に対する考え方に感情が入ってしまい、自分が好きな事にはポジティブな意見しか出てこなくなり、嫌いな事にはネガティブなことしか出てこなくなります。好きな人や嫌いな人に対する感情のように。

これも知識に騙されてバイアス(先入観)が掛かってしまい、偏った思考になってしまいます。

何かを考えるときは、嫌でも我慢して!知識を一旦忘れましょう。この引用の様に、ポジティブ面、ネガティブ面だけではなく、どちらでもない面を列挙することから初めるとバイアスの無い思考が出来るキッカケになります。

水平線から光が見える

なぜ?だからなんなの?を問う

特に数字の情報を見た時に、まず「なぜ?」「だからなんなの?」と考えるのが重要。

「自分の頭で考えよう」より引用

ニュースを何となく見ていて、何かの数字やデータが表示された時に何となくわかった気がして、何となく妻に偉そうに教えたりしてました(笑)

表面的な事実を見て終わりではなく、「なぜ?」と「だからなに?」を頭に浮かべましょう。

 

なぜ?

その数字の背景を探り、過去にどの様な要因があってこの数字になったのかを知る。

だからなに?

その数字を見て聞いて何をすればいいの?という未来への問いです。過去の数字を見て自分のするべきことを考えます。

 

会社の会議でも、プレゼンの為の資料やデータを作り、その作業に熱中してしまい何を伝えて何を提案したいのか、分からなくなってしまう場合があります。その作業に集中することが本来の目的では無かったのに。

これを防ぐためにも完成して確認する時に、自分で作成した資料を見て「なぜ?」「だからなに?」を問いかけましょう。忘れかけていた目標・目的を思い出して、間違った方向に行ってなかったか確認できます。

判断基準はシンプル

物事を決める時に、悩んでしまうことがあります。その原因は選択肢が多いからではなくて「判断基準が多すぎる」からなのです。

判断基準をより明確にするために優先順位をつけることが大切です。

 

本書の中では例として、婚活の場合の判断基準が書かれていました。婚活の判断基準は1位が経済力で2位が相性としてます。経済力はこちらの努力では変えられないから1位です。

相手を見てまず経済力を確認して、合格であれば次の基準で相性を判断します。この2つで婚活をしていくと決めれば迷うことも無くなります。相手をモノの様に書いてますが、シンプルな判断基準の例えです(笑)

 

ある本の中に選択肢の話を読んだ事があります。

それはスーパーでジャムを豊富な品揃えにして売ることを企画して、24種類の色々な果物のジャムを売り場に並べました。その結果全然売れなかったのです。

しかし種類を6種類に減らしてみると、10倍以上の売上があったのです。

この話から何かを判断する時には、選択肢をある程度消去してから決めればいいと思ってました。この本を読んで更に判断力を上げるには、判断基準をシンプルにすれば判断はより早くなるということが分かります。

脳の模型

「思考の棚」をつくる

「知識」と「思考」の最適な関係は「知識を思考の棚に整理する」こと

「自分の頭で考えよう」より引用

初めの引用で知識と思考は別のモノという説明がありましたが、ここではその2つの関係を説明してます。

では「思考の棚」とはなんでしょう?本書の中ではニューヨークで起きたテロを報道する、各国の報道番組の違いについて思考してました。

日本のNHKでは日本人の安否を報道、イギリスのBBCではそのテロの犯人や動機などの背景を報道、アメリカのCNNではパニックになっている現場を報道しており、各国の報道局のそれぞれの特徴に違いが出ております。

これがもしニューヨークでは無く、ロンドンや東京で起きていたら、この違いはどうなっていたのでしょう?と思考の棚を作ります。棚の形は縦にテレビ局「NHK」「BBC」「CNN」と並び横に場所「NY」「ロンドン」「東京」と3x3の棚ができます。

NYの場合の欄は先程のニュースを見て得た情報から埋まっていきます。そしてそのほかの場所の欄が空欄になります。この空欄には、もし他の場所で起きたら各局の報道はこうなるであろうと、自分で考えて答えを入れて「思考の棚」が完成します。

 

テロという例で書かれていましたが、これだけは無く自分の頭の中に色々な棚を持っておくことで、何気ないものから瞬時に考えつく様になったり、発見できたりするようになります。また空欄の部分を確認しようと常に情報に敏感になり、必要な情報を逃すことがなくなります。

知識を一つ入手したら、自分の持っていた知識と関連させて棚を作っておくと、思考も深まって深く考えられる人になっていきます。

まとめ

「本を読んでも思考は深くならない」年間100冊を目標にしてますが、そんな自分をバッサリ切り捨てられます(笑)

でもここで、自分はなんで「年間100冊」と目標にしたのか?思考してみます。

  • いい本に出会いたいから
  • 数年前に自我に目覚めて遅れを取り戻したいから(笑)
  • 自分には知識が足りてないから
  • 知識を得る喜びを感じたいから
  • 世の中には本が沢山ありもっと読みたいから

自分が自分のことを「知識が無くてもっと成長させたい」と思っている事が分かります。本を読む度に、一つでも思考の棚を作るクセを持ってもっともっと「深く考える人」になります。

 

これまで使って無かった脳みその部分を刺激されるような1冊でした。

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アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。