読書

海賊とよばれた男(下)・百田尚樹

本が並ぶ本棚
海賊とよばれた男(下)・百田尚樹

第10回本屋大賞受賞作品。2016年(平成28年)12月現在、

上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなっている。

2016年(平成28年)12月10日に映画化作品が全国公開された。

Wikipedia様より引用

岡田准一さんが主演で、国岡鐡造役を演じられ

映画されました。

 

420万部も売れたんですね!

買うのが遅すぎですが。。。(笑)

 

日本人として、知っておきたいお話です。

この写真に写っている帯にも「本屋大賞」と書かれてしました。

感想・気付き

下巻は、日章丸の運行がメインに。

 

イランがイギリスに石油を搾取され

本来なら、大金を手にするはずが

イギリスの物とされ、儲けの大部分がイギリスへ

僅かな利益をイランが受けていた。

 

それは戦後の日本の石油事情も同じで

世界の石油を牛耳っている「メジャー」の

傘下に入ってしまう、日本の石油会社が多くあり

「メジャー」ばかりが儲かるシステム。

 

それでは、海外に石油販売の利益を

取られてしまう。

 

そこで、「メジャー」の網を突破しようと

イランの石油を日本へ輸入させようとしました。

お互いにメリットの出る関係取引です。

 

国岡鐡造の考えで

生産者から消費者に届けて、出来るだけ安く石油を使う。

国民の生活が潤い、日本が発展していく。

国を思っての行動だったのです。

 

そのために、イギリスに拿捕されるかも知れない

潜水艦から魚雷を発射され、撃墜されるかも知れない。

最悪は、戦争に発展して国際衝突も考えられ

世界を苦しめる事になるかも知れない。

 

そんな不安がひしめく中、日章丸はイランの石油を持ち帰ります。

調べてみると、日章丸事件としてWikipediaにも載ってます。

 

これにより、イランも石油を日本に

売って国益をだして、発展していける。

日本も、石油の自由貿易に始まりになっている。

 

この国岡商店の店員達も、凄まじい働きをする人達であったが

日章丸に乗り込んだ、船長を始めとする船員達も凄い。

出港する時は、行き先はイランと言われてませんでした。

情報漏洩の為、船長しか知らなかった。

 

途中で、船内放送でイランに行くことを知るが

鐵造の手紙の激励より士気は下がらず

より高くなり、イギリス軍をも恐れずに職務を遂行していた。

文字通り、命懸けの仕事だった。

 

この方達がいなければ

そこら辺にあるガソリンスタンドも、形が変わっていて

ガソリンの値段も高級なものに、なっていたかもしれない。

「あなたは私の誇りです。ありがとうございました。」

P214より引用

これは、日章丸の船長の新田の

奥さんが言った言葉。

 

日章丸の船長の話を、奥さんにした時に

いつ帰るか分からなくなると、反対されたが

船長を辞めると言うと、奥さんは夫の気持ちを知って許可した。

 

その奥さんにも、行き先を伝えることが出来なくて

頭を下げていた、新田船長だった。

 

その時の奥さんの心からでた言葉で

無事に帰ってきて、立派な仕事成し遂げて

と祝福しているのが分かり

読みながら、泣いてしまいました。

 

「大伯母はずっと貴方様のことをお慕い続けていたのだと存じます」

P、350引用

国岡鐡造が、社長から退き

会長ならぬ「店主」になりしばらく過ぎた頃に受け取った手紙。

 

一人目の妻「ユキ」の大甥から受け取り

書かれていた文章。

 

子供出来ないという理由で「ユキ」が

自ら離婚してと頼み込み分かれてしまった。

 

一番苦労した時代に支えてくれ

国岡商店の為に、後継者が必要と

身を引いた人だった。

 

その方が、国岡商店の記事などを

スクラップにしてとってあった事も書いてあり

またまた、読みながら泣いてしまった。

名言・格言 備忘録

・士魂商才(しこんしょうさい)

昔の商人のように人に迷惑かけようが、社会に迷惑かけようが、金を儲けりゃいい。

これは金の奴隷である。それを私はとらなかった。

しかし、私は金を尊重する。昔の侍が金を尊重することを知っておったならば私の先生が私に書いてくださった額にあるように
士魂商才 侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ。

出光興産㈱ホームページより一部引用

・俯仰天地に愧じず(ふぎょうてんちにはじず)

心に一点のやましいところがなく、天にも地にも神明に誓って公明正大であることをいう。

出光興産株式会社

国岡商店がいつ出光興産に変わるのかなと

読み進めてたが、国岡商店のままだった。

 

実際は出光商店から、出光興産㈱になったようです。

国岡鐵造も出光佐三(いでみつさぞう)さんを

モデルとしましたので、社名もそのままでした。

 

自分と出光興産の関わりを思い出したら

車にガソリンを入れるのは

全て「出光」で統一されていた!

なにか、間違って無かったと言うような気持ちになる。

 

正しい選択をして、出光を選んでた気がする。

これからは、出光佐三さんに

感謝しながら給油したいと思います。

有難うございます。

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。