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《読書感想》「必ず食える1%の人になる方法」 藤原和博 1%=100人に1人の人間になろう!

上空から見た立ち並ぶビル群

妻が西野亮廣さんの「魔法のコンパス」読んでいて、この本知ってる?と

聞いてきたのが「必ず食える1%の人になる方法」でした。

魔法のコンパスの中に、この本の事が書かれていた様です。

早速、Audiobookで検索してみると、なんと無料!そりゃーダウンロードしますよね。

本・著者の紹介

世界をまたにかけて活躍するグローバル・スーパーエリート以外の人たちが生き抜くための極意。それは1%の人、すなわち「100人に1人」のレアな人になることです。いいですか、「1万人に1人」ではありません。「1000人に1人」でもない。「100人に1人」になることなのです。この本で紹介するたった7つの条件さえクリアできれば、誰でも1%の人になれます(「はじめに」より)。

読み始めてすぐに、この引用が目に止まります。

スーパーエリート以外の人達が、1%の人=100人に1人になる方法です。

平凡な自分の事だ!と思ってしまいました(笑)

 

著者:藤原和博(フジハラカズヒロ)
教育改革実践家。杉並区立和田中学校・元校長。元リクルート社フェロー。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。2008年~11年、橋下大阪府知事特別顧問

著者の藤原さんを調べていくと、最後に書いた「大阪知事特別顧問」をやられていた。

誰が聞いても、凄い人だと分かる職業です。

目次・内容

序章 すべての人に共通する3つの条件ーまずは3条件をクリアして「12.5人に1人」の人になれ!
第1章 経済的価値×権力志向→社長タイプー「力」を求める人の4つの条件
第2章 経済的価値×プロ志向→自営業タイプー「技」を求める人の4つの条件
第3章 経済以外の価値×権力志向→公務員タイプー「つながり」を求める人の4つの条件
第4章 経済以外の価値×プロ志向→研究者タイプー「好き」を求める人の4つの条件

引用・気付き

本を月に1冊、読むか読まないか。

第3章より引用

12.5人に1人になるための方法です。3個の条件が書いてあり

この他に、「パチンコやらない」「電車の中でスマホゲームをやらない」で合計3個です。

 

本を読むと、読まない人に比べ教養が身に付き、一緒に仕事をする人との会話の中でも

理解度が変わってきます。

 

本を読まない人は、自分の中の知識だけで物事を判断したり処理をしたりしてしまいます。

本を読んで色々な情報を持っていれば、情報同士をつなげたり体系的に読み取ったりする

力が身に付いていきます。

 

この3つを実行するだけで、12.5人に1人になれます。

まずは月に1冊から初めて、慣れてきたら増やしていき、週2冊にして年間50冊位を読めるようになりましょう。

 

因みに日本人の約50%は、年間の本を読む冊数は0です。

一冊でも読むと、2人に1人の人になれます。

海の近くの公園でベンチに座り読書する男性
正解主義、前例主義、事なかれ主義を打ち破れる人になれ。

第7章より引用

日本人は、正解主義が大好きになるように学校で教育されていたのです。

国語のテストでも、「この時の主人公の気持ちを4つの中から選びなさい」という問題は1つが正解で、後は間違いと言う考えを教えられていたのです。

 

その影響で物事に、白黒をハッキリさせたがる習性が出来てしまっています。

インターネットの記事やニュースを見かけて、自分の考えと少しでも違えば

それは間違いだと言って、批判したりするのもその影響が関わっているように思えます。

 

○か✗じゃなく△もあると、認めるようにしましょう。

 

そして、前例主義で思い当たるのが、先日会社で伝票のやり方を変えたいと、上司に提案してみたら「前例がない」と断られました。

まさに前例主義の塊だと思ってしまいました(笑)

少子高齢化、人口減少などなど、これから日本は誰も経験したことの無い時代に突入していきます。そんな時に前例がどれだけ有効なんでしょうか?

すぐに時代遅れになり、取り残されてしまいそうで恐怖です。

 

そして、何も挑戦しない「事なかれ主義」も、波のないただ穏やかな海を選んで

そっと漂っているだけでは、どこにもたどり着くことが出来ず漂うだけで終わってしまいます。

 

この3つが会社や組織を腐敗される原因です。私も会社に蔓延してます(笑)

少しでも気になった本があったら、迷わず買っています。

第8章より引用

迷っている時間が勿体ないので、すぐ買うそうです。

 

私も本を買うときは迷わずと思っているのですが、ブックオフに行って中古を見たり、アマゾンやメルカリで値段を比べる癖がなかなか抜けません(笑)

少しでも安く入手しようと調べますが、この時間勿体ないです。

なので本に限らず、すぐに買うようにしてます。

高価なモノは相変わらず、時間を掛けて悩みますが(笑)

 

家に読み終えた本が、沢山溜まった時は図書館に寄贈するそうです。

中古本として売っても、1冊10円20円にしかならない時がありますので寄贈して

お礼を言われた方が、気分良いかも知れません。

私も次回は、寄贈してみます。

グラフの様に綺麗に並ぶビル

アウトプットポイント

図書館に寄贈してます。第8章より引用

→図書館を自分の本棚代わりにして、また読みたくなったら借りに行く。

私も次回より寄贈します。

まとめ・感想

この本の中で何度も出てくる文章がこちら。

  • パチンコをせず
  • 電車の中ではスマホゲームをせず
  • 文庫本を読もう

それは著者が電車に乗った時に、ほとんどの人がスマホを見ていて

本を読む人とスマホでゲームをしてる人の格差が、どんどん広がってしまうと言う

恐怖を感じたからだそうです。

 

そして稼げる人の1%になるためには、この3つを実行することが第一歩です。

これだけで12.5人に1人の人材になれます。ここから始めていきましょう!

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。