9月9日に関東に上陸した台風15号。二日経過しても停電のままでした。
先の見えない不安は精神的にも辛くなってくる、三日目に突入!
↓この記事の続きです。
三日目に突入
リビングの床で汗だくで過ごした、二回目の暑い夜が終わる。
朝起きると体が痛い様な気がするが、会社が停電の為に休みになり救われた気がする。
この三日目になった停電生活では、楽しんで乗り越えないと精神的に厳しくなると
非日常な生活を楽しもうという気持ちを作っていた。
作らないと辛い(笑)そしてこの時期の停電は死活問題にも感じる。
前日の数時間に及ぶ手洗い洗濯と、冷房の無い状態で残った食材を使った料理で汗だくになり
更に満足な睡眠も取れず少しボーッとしてしまう。
そんな私を心配して、妻が昼間はどこかに避難した方が良いと言ってくれたので
朝からパソコンを持って、カフェに行こうと決めていました。
因みに妻の会社は、停電エリアでは無かったので普通に出勤。
それも停電生活では、厳しいモノがあったが携帯バッテリーの充電をさせて貰ったり
電動歯ブラシも充電させて貰った(笑)有難うございます。
優しい妻の言葉に甘えようと、またもや電波の良いスーパーの駐車場で
コンセントとWi-Fiのあるカフェを検索してすぐに移動。
停電していないエリアでは、普通に営業していた。
助かったと思ったけど、同じ市内とは思えない違い。
早速「コンセントありますか?」と確認して席につく。
当たり前だが、冷房の効いた空間で充電をしながらWi-Fiでパソコンとスマホが使える。
停電生活からすると、異次元の世界に感じてテンションが上がる(笑)
それまでTwitterをチラチラと見ていたが、フォロワー様からの優しいリプを
パソコンの画面でしっかりと読み返すと、この二日間で気にしないようにしていた
「辛かった」と言う気持ちが出てしまい、カフェで一人泣きそうになってしまった。
本当にありがとうございます、助けられました!
カフェでネットの台風ニュースを初めて見ることが出来て
自宅の地域よりも、もっと被害が大きいところがあることを初めて知った。
断水しているところ、電信柱が2~3本倒れているところ、屋根が無くなっている家など
自分がどれだけ幸せだったのか理解できた。
未だ停電の地域もあります。早い復旧をお祈り致します。
信号の無い交差点
通勤する時に、大渋滞が発生していた。その原因は信号が点いて無いのだ!
いつもよりも交通量が多くなっているのに、信号の無い交差点で余計に渋滞になる。
お互いに様子を見ながら、進んでいくしか無い。
こんな時だからこそ譲り合いで、事故が無い様にしたい。
初めはビクビク徐行しながら、横の車線をしっかり確認して進んでいたが
何回か通ると慣れてきてしまい、ちゃんと確認せず進んでいた。
思い出すと危ないことをしていると、思いヒヤッとする。
「慣れ」はいつでも怖いモノだ。
復旧していく
通勤路を何回か通る度に、徐々に復旧が進んでいるのが分かる。
傾いた看板が撤去されたり、点いていなかった信号が復活していたり
瓦の飛んだ屋根にブルーシートが掛かったりしていく。
台風に負けない力を人間は持っているんだと、復旧していく景色を見るだけで
力強く感じ元気になる。
道路沿いで、建物の修理をしている人々の表情を見ると
家族と近所の人たちと楽しそうに、作業をしていて暗さは感じられなかった。
災害で建物が壊れたり、修理に大切な時間を費やしたり失うものは
あったと思うが、それ以上に人間同士のコミニュケーションや
復旧するという一つの目標に向かう協調性など、こんな状況だからこそ
得たモノもあったのでと思わせる光景だった。
私もフォロワーさんとのリプ交換で、助けられてこれまで以上にTwitterが好きになり
また、暑苦しい昼夜を共に超えた家族とも、一段と絆が深まったと感じさせる結果となりました。
停電終了
三日目、カフェから帰宅すると電気が点いていた!
慌ててリモコンを手に取り、冷房のスイッチ押すと「ピピッ」と音がした!
涼しい空気が部屋に流れてきて、これまでの家じゃなく別の家に来てしまった様な
気さえしてしまう。
すぐに明るく光っている照明を写真に撮り、妻にLINEで送った。
「泣ける」と返信が返ってきて、私も泣きそうに感動でした。
電気の有り難みが分かり、大切にしたいと思います。
良い勉強、経験になりました。