私アガイは、20代でめでたく結婚出来まして、婿養子になりました。
すぐに息子が誕生してくれて、幸せな結婚生活でしたが
40代になろうかと言う頃に「離婚しよう」と言われ、家を出ていくことになります。
数年後に再婚出来て「離婚ショック」から回復しました。
回復する過程で自我に目覚め、それと同時に誰かに認めて貰いたいと承認欲求が強くなりました。
何故、強く求めていたのか?承認欲求を調べて見ると分かってきます。
↓この記事の続きです。
Contents
離婚後は体重が激減
離婚して一人暮らしを開始してから、約半年が経過したころ
体重が激減して、50kgを切っていた。(身長約180㎝)
会う人会う人「痩せたねー!」と言われてしまい「離婚です」とイキナリ言うと
相手は驚き、申し訳ないという顔をされてしまうので
健気な私は常に「ジョギングしてるんですよ!」と返していた(笑)
離婚て聞いて中には、申し訳ないという顔をしながら、好奇な目つきになる人もいて
そんな人の相手をするのも、「うんざり」もしていたものある(笑)
仲の良い人には「離婚ダイエット成功」なんて、冗談を言っていたが
その体重は笑えない状態だった。
離婚して承認欲求が成長
気がつくとガリガリの体になり、一人暮らしということを考えると
もし倒れたら、助けてくれる人は誰もいないという状態に気がつき怖くなる。
孤独死さえも頭をよぎる。このままでは不味い。
何かしようと思い昔行っていた、休日のジョギングを再開して
少しでも体力をつけて、足の筋肉を鍛え、基礎代謝も上げて100年人生を生き抜こう!
ジョギングすることで身心ともに磨き、自己肯定感を上げて
承認欲求をも満たしたい(笑)そう思い継続出来るようになりました。
承認欲求とは何か?
一人暮らしで成長する承認欲求
この頃常に「何かしないと」と思ってました。
誰でもいいから認めてもらいたいと、思うようになっていたのです。
この気持を調べて見ると、「承認欲求」という言葉が出てきます。
そして承認欲求を調べていくと、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した
「欲求5段階」が必ず出てきて説明をしてくれます。
この欲求5段階は以下の様に説明されてます。
- 第1段階 生理的欲求 (食べたい・寝たいなど本能的な欲求)
- 第2段階 安全欲求 (安全・安心な暮らしがしたい欲求)
- 第3段階 社会的欲求 (集団に属したい・仲間が欲しい欲求)
- 第4段階 承認欲求 (褒められたい・認められたい欲求)
- 第5段階 自己実現欲求 (あるべき自分になりたい欲求)
人間が求める欲求を、ピラミッドの5段階に分けて説明してあり
第4段階に「承認欲求」が有ります。
マズローの欲求5段階
今現在の日本であれば生活も恵まれて、第1段階の食べたい・寝たいという欲求と
第2段階の安全・安心に暮らす欲求は、ほぼ満たされています。
そして第3段階の社会的欲求も、義務教育の学校や会社に属していれば
友達や仲間、上司などができて満足していきます。
いよいよ、その次の第4段階「承認欲求」が発動します。
離婚後の私は、家族という団体から外れて1人になり
団体に所属したいという欲求の、第3段階社会的欲求にいました。
その後徐々に自分の気持ちが前向きになり回復してくると、誰かに認めて欲しいという
第4段階の承認欲求に進みました。先程の図を見て深く納得出来ます。
この時は承認欲求が良い方向に働き、色々な趣味を見つけ
自分を磨くという目標になり、何か出来ることを探してました。
「他者に認められたい」「自分の事を価値の有る人間と思いたい」という気持ちと
周りの人から、誰からも好かれたいという気持ちになってました。
これは典型的な承認欲求だと思います。分かると恥ずかしいです(笑)
承認欲求の強い人の特徴7個
人間生活していると、様々な承認欲求を感じさせてくれる人出会います。
あなたの会社の中にも、SNSのやり取りしている中にも存在してませんか?
承認欲求を強く放つ人の特徴が、パターン化しているのでまとめてみました。
1、自分に自信が無い
自信が無いために、自分で自分を評価出来なくなり
他者からの評価しか、自分の存在を感じることができません。
他者と自分を比べてしまい、自分に長所があっても自信が無くなってしまいます。
2,自慢話が好きな人
周りの人から、常に凄いと思われたい人。
自分に自信が無いので、他者から凄いと言ってもらいたいのですが
自慢話は逆効果で本当に凄いと思ったことは、言われなくても称賛されます。
3,目立ちたがり屋
周りに自分の存在を知ってもらいたい。
知ってもらいたいから、目立つことを好んでやってしまい
SNSや動画サイトなどで、悪いことと分かっていても炎上することをしてしまう。
4,他者と比べる人
家族の中など小さいコミニティで、勝った負けたを意識して常に怯えています。
小さいコミニティで争うのは何も得られません。
他者との関係が、勝ち負けでしか感じられないといつまでも安心出来ません。
勝っても勝ち続けるタメに相手の弱点探し、負けたらリベンジするようになります。
5,寂しがり屋
常に団体に所属をしている。所属していないと寂しくなり孤独を感じます。
グループに所属していても、誰かに構って欲しいと思い相手に依存してしまいます。
6,嫉妬深い人
自分よりも目立つ人に対して嫉妬してしまう。
自分が一番じゃないと気がすまない人、相手と比べてしまい少しでも負けだと思うと
嫉妬してしまい、落ち着かなくなり機嫌が悪くなります。
7,謝ることができない
承認欲求が強い人は「自分に甘く、他人に厳しい」という特徴も持っています。
他者の失敗を見つけた時は、声を張り上げ大問題にしますが
自分がミスをした時には、それを認めようとはせず何かと理由を付けて弁解して
「ごめんなさい」が言えません。認めると自信が無くて弱い自分を保てないからです。
以上、7個の特徴です。
当時の私は、ほぼ全部網羅出来ていたと思います。
もしかしたら、今でも強いのかも知れませんが。。。(笑)
次にそんな承認欲求の強い人と、どの様に付き合っていくのか?
まとめてみました。
承認欲求の強い人との付き合い方
認めたと言葉をかける
承認欲求の強い人は「承認」されたいので、何か頑張っている事をアピールしてきたら
又は見つけたら、無くした自信を回復出来るような言葉で認めてあげましょう。
距離を置く
自分が他者にストレスを与える事に、気が付いてません。
そんな自分の言動に自覚がないことが多く、注意をしたら逆上すること有ります。
1人で対処をしていて、上手く行かないことも考えられます。
自分一人ではなく、他の人にも頼んで距離を置くことを考えましょう
時にはきちんと助言する
相手との関係にもよりますが、思い切ってハッキリと指摘することも大切です。
「なぜそんな言い方をしたの?自分の事しか考えてないと思われるよ」
「他の人の意見は大切にしないと、誰も相手してくれなくなるよ」
などなど、言われて気が付いてくれると、そこから同じことはしなくなります。
私も相手をみて、ハッキリと言う人と距離を置く人と分けてますが
嫌なことは何度も味わいたくないので、嫌われても良いやと言うことが多いです。
それで嫌われたら、それまでの関係だったと諦めます。
承認欲求を本で学ぶ
読んだ本に共通する言葉
これまで私が読んできた本の中に、何冊か共通して書いてあったことが
自分の力で他者を変えることは、不可能です。自分が変わるしかありません。
他者と比べてることを止めて、「人は人である」と割り切り
「人は他人に興味なく、自分自身に興味がある」という真実を受け入れて
幸せに生きて行きましょう。ということでした。
嫌われる勇気
最近読んだ「嫌われる勇気」というベストセラーになった、本の中で
承認欲求のお話が出てきます。本の内容はアドラー心理学を説明する内容です。
その中でアドラーは承認欲求を否定してました。
承認欲求は他者からの評価です、他者からの評価を気にすることで
自分の人生が、他者の人生になってしまい意味が無くなってしまいます。
他者から嫌われる勇気を持って、他者からの評価から自由になりましょう。
承認欲求は100%悪ではなく、人間が向上していくタメの欲求でも有ると思いますが
アドラーが否定している様に、それだけに縛られてしまうと幸せにはなれません。
離婚して承認欲求の塊になる
さて私の過去の時の話に戻ります。
承認欲求の塊になっていた頃です。
「自分には何も無い」ということが分かり、何かしなきゃ、何か変えなきゃと
危機感の様な気持ちが常にあり、何か自分の強みを見つけ出さないと
誰にも相手にされなくなり、また孤独感だけの生活になってしまいそうです。
だから何かやれることがあれば、手を出し駄目なら止めることを繰り返して
いつか前を向いて歩き続けていれば、誰かが自分を見てくれて
認めてもらいたい!と思ってました。これが承認欲求です。
その結果、このあとに頻繁に行くようになる婚活パーティーで
その時の、読書、筋トレ、アボカド栽培、ジョギングなどが自分の武器となってました。
承認欲求のお陰かも知れません。