「100年人生」という言葉を聞くと、寿命が伸びて喜ばしい反面、健康を維持しないと辛い時間になってしまう、という不安を感じてました。
そこで私は妻に協力してもらい、健康を維持するため半年以上に渡り、糖質制限を行ってきました。ところが食事となると、毎回糖質の少ないモノを探したり、糖が何グラム含まれているか調べたり、手間が掛かるのです。
そんな時に読んだ『空腹こそ最強のクスリ』には、制限よりも圧倒的に簡単な方法が、書かれていました。それが、断食です!
以前に書いた『断糖のすすめ』という本の読書感想です。⇩こちらは糖質制限です。


Contents
『空腹こそ最強のクスリ』著者紹介・目次
著者:青木厚(あおきあつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長。自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年、青木内科・リハビリテーション科(2019年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、高脂血症、生活習慣病が専門。著書『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)は20万部を超えるベストセラーとなる。
『「空腹」こそ最強のクスリ』目次
第1章 「一日3食しっかり食べる」「空腹な時間を作る」どちらが長寿と健康をもたらすか
第2章 無理なく「空腹」を作り、体を蘇らせる食事法
第3章 「糖」がもたらす毒を、「空腹」というクスリで取り除く
第4章 「空腹力」を高めれば、これだけの病気が遠ざかる!
「断食」と聞くと辛そうに思えますが、目次の第2章に「無理なく空腹」と書かれているので、実現できれば簡単に健康に近づくことができそうです。辛すぎる過程では、健康になる前に、精神的な不健康になりそうです(笑)
そんな軟弱な精神の私でも「無理なく空腹」の作れる方法を、実践しようと読みました。
『空腹こそ最強のクスリ』要約・気付き
1日3食は食べ過ぎ
カロリーや糖の摂り過ぎ
小さい頃から当たり前のように、1日に3回の食事をしてました。さらに言うと、朝昼晩と3回食事をすることは、身体に良いものだと思ってました。
しかし1日3食を良しとする、科学的な根拠は何もないのです。それどころか、最近の研究では、カロリーや糖を摂取し過ぎてしまい、身体を傷つけているという論文も発表されていたのです。
消化時間は6時間
そして消化される時間も、真剣に考えたことがありませんでした。
「食事」というと、食べておしまいというイメージですが、食べ物が胃や腸に送られ、消化されるまでには約6時間必要とされています。それが1日3食を行うと、消化しきれてない胃や腸の中に、また食べ物が送られてきて、常に食べ物がある状態になります。
食べた本人は意識してませんが、胃腸は常に働きっぱなしで、休まる時がないのです。そのために、内臓が疲労して、免疫力が落ちて、ストレスや脳の疲れ、その他様々な病気のリスクが高まってしまうということでした。
16時間のプチ断食
長い間続けてきた「1日3食」と、6時間という消化に必要な時間、これまで意識してませんでしたが、胃や腸を酷使してきたんだと反省です。そしてこれからの生活で、何か変えなかればなりません。
どうしたら良いのだろうと?本書を読み進めると、その回答が書かれています。それが16時間のプチ断食でした!

16時間の断食効果
本書に書かれていた「16時間のプチ断食」ですが、これを行うとどのような効果があるのか?まとめてみました。
①内臓が休まる
16時間の間隔があると、内臓を休ませることができます。休憩をとった内臓は、疲れがリセットされ、しっかり働いてくれるようになり、下痢や便秘、アレルギーや体調不良なども改善されます。
②ダイエット効果
断食が10時間位続くと、体は脂肪を分解して、エネルギー源に変えます。さらに12~24時間になると、血液中の糖質も20%程度減るとも言われています。つまり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪や糖質が分解され、減っていき痩せるのです。
③オートファジーが発動する
空腹時間が16時間続くと、体は生存するために「体内にあるもの」でタンパク質を作り出そうとします。このとき、細胞内の古くなったタンパク質を分解して、新しい細胞を作り出します。これがオートファジーです。
細胞が生まれ変われば、不要な老廃物などが一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化し、病気になりにくい身体に若返ります。
本書に書かれていた注意点です。
オートファジーが発動すると、がん細胞も元気になってしまいます。ガン治療中の方は、必ず主治医の先生と相談してほしいとのことでした。
この効果により、ガン、認知症、糖尿病、高血圧、内臓脂肪、しつこい疲れ・だるさ、さらに老化防止にまで効果があると言われてます(本の表紙にも書かれています)。
数々の疾患や症状に効果があるということは、やらない理由が見つかりません。しかし16時間とは言え「断食」と聞くと敷居が高く感じてしまいます。
自分にもできるのか?不安になりながら読み続けると、敷居を低くしてくれる方法が書かれていました。それは睡眠時間も含めて16時間にするというやり方です。

『空腹こそ最強のクスリ』やり方・実践
早速、妻に話して、二人で実践してみました!
我が家のやり方を書きますが、人により生活も違うので、16時間の食べない時間は人それぞれ違ってきます。ただ基本的な考えは、睡眠時間の8時間の前後に4時間づつ追加して、16時間を作れれば、比較的ラクに行えると書いてありました。
プチ断食のやり方・実践
前日20:00 食事を終えて断食スタート。
↓
当日6:30 朝ごはんを食べず、お茶だけ飲む。
↓
当日12:00 16時間経過で断食終了。昼ごはんを普通に食べる。
これでピッタリ16時間の断食ができています。思ったよりも簡単では無いでしょうか?
ちなみに週一回でも、内臓を休ませることができるそうです。だから始めは、週末で上がるテンションも利用して、木曜日の夜から金曜日に掛けて行いました(笑)
断食中の16時間は、食べ物は禁止ですが水分は必要です。お茶やお水、ブラックコーヒーなど、無糖でカロリーの無いもので、水分補給しましょう。そしてどうしても辛いときは、ナッツ類とヨーグルトなら食べても良いそうです。
私は出勤する時に、水筒にブラックコーヒーを入れ、鞄に塩分の無い素焼きナッツの小袋を入れて、休憩時に食べるようにしてます。
始めはLAWSONで売っている、素焼きナッツ(35g約200円)を買いましたが、経費削減するために、こちら(1kg約2,000円)を購入してます。
ダイエット効果もある
時系列で感じたことを書いていきます。
20:00断食開始 食べないと決めていると、余計なこと(食べること)は考えなくなり、自分のやりたいことに集中できました。
6:10起床 次の日の朝は、朝食が無いので、時間に余裕ができます。いつもより早く会社に着いて、ゆっくり読書する時間もできました。
10:00休憩 ブラックコーヒーで素焼きナッツを食べると、ナッツのポテンシャルなのか?空腹は最高のスパイス効果なのか?これまで食べたナッツを余裕で超えてくる味に驚きます(笑)慌てて妻にLINEすると、妻も美味いと驚き「ナッツリターン!」と意味不明なことを言ってました(笑)
12:00昼食 思ったよりも簡単に、断食が終わりました。この時に「オートファジー発動!」という体感は何もないです(笑)16時間ぶりの食事ですが、いつも通りの「LAWSONのブランパンとクリーム玄米ブラン」です。しかし断食明けは、量を増やした方が良いと感じます。
15:00休憩 お昼を食べても、お腹が空いたままでしたので、ナッツとブラックコーヒーを、バリバリ、グイグイ飲みました(笑)
16:00夕方 ナッツを沢山食べましたが、お腹が空きます。血糖値が下がったからなのか?少し手も震えました。良くない状態でしたので、今後はお昼ごはんの量を増やします。
19:00夕食 家に帰り「お腹すいた!」と夕食になりました。何かを取り戻そうと、多めに食べました(笑)多めに食べた食後でしたが、体重を測ると1kg減ってました。
第一回を終えて妻と話してみると、二人共「あまり辛くない」という、感想になりました。特に午前中は、仕事に対して集中力もあり、全く気になりませんでした。
問題はその後でした。16時間経過した直後の昼食は、しっかりと食事をしないと、辛くなることが分かりました。今後は、お昼ごはんの量を増やします。
体験してみると、やはり食べることは大切なんだと、改めて実感できます。
※断食をやりすぎるのは、健康を害する恐れもあります。決して無理はせず、自分のペースで行いましょう。
『空腹こそ最強のクスリ』まとめ
この本を読み終えてから、我が家では週に2回(火曜夜~水曜昼と木曜夜~金曜昼)プチ断食を行っております。
実践する前は「断食」に対して、大イベントのように構えていましたが、実際にやると、注意点を忘れなければ、普段の生活あまり変わりなく、簡単で継続もできます。
自分の周りに、糖質制限も勿論プチ断食も行っている人はいません。ちょっと会社で話してみたら「健康オタク」と言われてしまいました(笑)しかし、100年人生を健康に楽しく過ごすためには、健康に気を使って、これからも何でも取り入れたいと思います。
自分の周りの人にも、健康になってもらいたいと思い、何を言われても話をし続けます(笑)これを読んだ方、興味が湧いたら是非やってみて下さい!