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池上彰「世界を変えた10冊の本」 感想と引用・気づき

この本との出会い

以前、アマゾンオーディブルで聞いた「僕らが毎日やっている最強の読み方」

佐藤優さんが、絶賛していたので気になりました。

 

読書は好きなのに、世界を動かした本、世界で一番読まれている本を知らなかった。

それを知りたいと思い、湧き池上さんのわかりやすい説明なら

自分でも、理解出来るかと思い聞き始めました。

 

著者はご存知の通り、池上彰さんです。

池上彰

1950年8月9日長野県松本市生まれ(67歳)血液型はA型。

元NHK記者主幹。現在はフリージャーナリスト。

特定非営利活動法人「日本ニュース時事能力検定協会」理事

毎日新聞「開かれた新聞」委員会委員。

池上彰ファンクラブ様より引用

ナレーションはこの方でした。

早川諄(はやかわ しゅん)さん

1991年生
入団:2015年
出身:東京都
身長:161cm

テアトル・エコー様より引用

語尾が小さくなるときがあり、聞きにくく感じる部分がありました。

また、池上さんがしゃべっているのを、想像したかったがあまり似て無く

聞きにくいと思ってましたが、段々と慣れてきて、池上さんが喋っているように

聞こえる気がします。いや喋ってたと思ってます(笑)

 

目次

第1章 アンネの日記
第2章 聖書
第3章 コーラン
第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
第5章 資本論
第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」
第7章 沈黙の春
第8章 種の起源
第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論
第10章 資本主義と自由

 

これが紹介される10冊の本です。

皆さんは、読んだこと有る本はありますか?私は1冊もありません(笑)

恥ずかしい事に無いです。なのでこれを機に、読んで見たいと思います。

引用・気付き

アマゾンオーディブルなので、目次の「章」とずれてます。

設定されてる「章」で記載してます。

アンネの日記は、ユダヤ人だったから迫害を受け

その生涯を迫害で終えてしまった少女の日記である。

第2章アンネの日記より引用

私はアンネの日記を、これまで内容を知らなかったので

勝手に少女の生活で、海外版の「おしん」の様な

または、少女の楽しい平和な物語だと思い、あまり興味が持てませんでした。

 

しかし、イスラエルやパレスチナに影響を及ぼしていると聞くと

自分の想像とは全く違う内容ということがわかり、アンネの日記に興味が湧きました。

ユダヤ人で、ドイツ軍から迫害を受けていた少女のお話なんです。

イスラエルが、今日も存続し中東に確固たる地位を

存続しているのは、アンネの日記おかげなのです

第2章 アンネの日記より引用

少女が書いた日記が、そして一つの書籍が

国を存続させ、守っているということに驚きます。

 

私も過去に文章の力で、救われたことがありました。

このブログでは何度も、書いてますが

「伊集院静先生」の本で文章で救われました。

 

離婚して一人になった時に、孤独に耐えきれず

悪い方向にしか考えられなくなり、何も手に付かない時期がありました。

 

その時に、「別れる力」を読み、不幸なのは自分だけじゃないと教えられ

しばらく泣いてました(笑)

 

それから「文章の力」は凄いと思ってましたが、国を動かす力があるとは!

この力に私も魅せられ、ブログで文章を書き続けたいと思います。

「アンネの日記」は、13歳から15歳までの、多感な少女の日でもあるのです。

第2章 アンネの日記より引用

私は日本に生まれて、両親も健在です。

あまり裕福ではなかったが(笑)幸せな家庭環境だったと思います。

13歳から15歳と言えば、中学1年生から3年生で、兄弟喧嘩をしていて

兄とは口も聞かなくなり、親には心配を掛けたろうと思ってます。

 

そんな時期にアンネは、迫害から逃れる為に

家族で隠れた生活を、せざるを得ない状況になってました。

多感な時期に、数家族が一緒に隠れて生活をする。想像が出来ないですね。

 

私の様な反抗期を、迎える余裕も無かっただろうと思いきや

日記の中には「母親をひっぱたきたい」など書かれているそうです。

隠れて生活をする中でも、反抗期はしっかりとあったようです(笑)

 

 

以前読んだ本で、茂木健一郎さんも、アンネの日記を勧められてました。

自分が想像している生活と、どれだけかけ離れているか?

今度、読んで見たいと思います。

私たちは、他のどんな国民にもなれないでしょう。私たちは常にユダヤ人なのです。

弱いものは狙われます、強い者は決して負ける事は無いのです。

第2章 アンネの日記より引用

アンネの日記と聞いて、想像していた少女とは、全然変わってくる。

幼い少女と思っていたアンネが、ドイツ軍から隠れて生活をする中で

肉体的にも精神的にも成長して、少女から女性になっていました。

 

その変わりゆく瞬間を、日記には残されていて

それも「アンネの日記」という本が、爆発的に人気が出る原因だったと思います。

 

また普通に生活していたならば、この本も無く

世界も動かして無かったと思うと、運命の様なモノも感じられます。

この経験が強いユダヤ人女性アンネ・フランクを、誕生させたんだと思いました。

1944年4月5日の日記には、こんなことが書いてありました。

周囲の役に立つ、あるいは周囲に喜びを与える存在でありたいのです。

私の望みは死んでからも、なお生き続けること。

第2章 アンネの日記より引用

1944年8月1日に日記が終わります。

この日アンネは、何者かの密告を受けた警察に捕まってしまい

収容所に送られてしまいます。

 

その後、1945年3月5日に収容所で死んでしまいます。

そして、世界の人に「アンネの日記」として読まれ

日記に書いてあるとおり、読者の心の中で、アンネは生き続けていると思います。

 

辛いはずの生活を送っていたアンネが、周りの人の役に立ちたいという思いから

国までも動かしてしまった。本の力を証明している1冊です。

 

世界で1番読まれた本になりますが、日本人はあまり読んだことが、無いと思います。

第3章 聖書より引用

私も、聖書は読んだことがありません。もちろん存在は知っています。

映画で見たり、ホテルの引き出しに入っていて見た事もあります。

 

聖書と言って思い出すのが、デンゼル・ワシントン主演の「ザ・ウォーカー」と言う映画です。

戦争で滅んだ未来の世界を、聖書を印刷するため旅をしている者

聖書を奪い力を得ようとする者が戦います。

 

命を奪い合っても、必要とする本なんだなとその時は思っていましたが

奪おうとしてた者は、聖書を自分のモノにして、

そして自分の書いた様にして、人々から称賛され「イエス・キリスト」の

生まれ変わりに思わせようと、していたのでしょうか。

聖書の力に魅せられた人でした。

キリスト教は、世界に22億5000万人の信者がいる。

という事は3人に1人が信者と言うことになる。

第3章 聖書より引用

日本だからでしょうか、自分の身近な人に、キリスト教徒はいません。

よく海外の映画では、毎週日曜日には教会でミサがあったり

家のない人が協会に泊まったりする事は、当たり前のように物語の中に描かれていた。

海外ではキリスト教は、もっと身近なものなのであろうと思う。

 

これだけの人が、読む本なので世界で一番読まれた本になる。

聖書には旧約聖書と新約聖書の2種類の聖書があり

旧約聖書はユダヤ人による契約のことで

新約聖書はキリスト教徒の契約の内容を訳されている。

第3章 聖書より引用

「アンネの日記」の中でも、話に出てくるユダヤ人が

この聖書に深く関係していることが分かります。

「旧約聖書」というのは、昔に翻訳したもので「旧訳」と

思っていたが、契約の「約」でユダヤ人の契約という事になります。

 

そして、旧約聖書はプロテスタント、新約聖書は、カトリックになる。

「アンネの日記」でも書いてあったが、聖書からイエス・キリストを認めなかったユダヤ人と

イエス・キリストを信じて信仰する考えに、分かれてしまった。

ムハンマドが、最後の預言者。

読み書きができなかったために、皆で暗記をすることになった。

しかし、戦争が絶えない時代だったので、戦死するものが多かった。

このままでは神の言葉を、伝承できないということで

書物に残したものがコーランとなりました。

第4章 コーランより引用

読み書きができないムハンマドが、神の言葉をどうやって理解したのか?

疑問だが、逆にそれを理解したとなると、本当に神の使いが現れたのでは、と思う。

 

そして皮肉にも戦争が、コーランを生み出したとも言える。

戦争がなければ、口伝てに広がるだけで、書物にはなってないと思う。

覚えていた人たちが、死んでしまいいつか途絶える事になるが

書物に残したお蔭で、今日まで残っているのでしょう。

 

しかし神の言葉であれば、戦争を止めるような力は、無かったのかなと?

思ってしまうのでは私だけでしょうか。

アメリカによりフセイン大統領が襲撃されると

シーア派とスンニ派が激しい対立構造を起こした

第4章 コーランより引用

元々1つであった宗教が、分裂してしまった。

すぐに争いは起きなかったが、政治や権力が絡むと内紛になり

戦争にまで発展してしまう。宗教による戦争はこうして起こってしまう。

 

元々1つの宗教という事を考えると、戦争になる前に回避出来る

手段が何かあったのではないかと思ってしまう。

 

お母さんのお腹の中にいる、赤ちゃんは胎盤によって、お母さんの体内の毒素にも

犯されないように、守られているがDDTはこの胎盤をすり抜けてしまう。

第8章 沈黙の春より引用

人間によって新たに作られた化学物質のDDT。

これに人間の胎盤が対応していない。人間は、自分で自分の首をしめる事になっている。

DDTは殺虫剤として作られ、マラリア対策などに使われた。

 

しかし、後の調べで体内に入ってしまうと、脂肪に蓄積され肝臓障害を起こす事が

わかり、今では使用禁止になっている。

 

戦後はその事を知らずに、海外から帰ってきた兵士が、ノミやシラミを

駆除するために頭からかけていた。

知らないとはいえ、今考えると恐ろしい話だ。

 

作者は農薬の使用を、ヒステリックに叫ぶだけでなく、代替え案を同時に発表していた。

第8章沈黙の春より引用

これが世界で読まれる本になった、理由では無いでしょうか。

ただ農薬は使うなと書いても、実際にそれで生活している人が

すぐに不使用にすることは、簡単では無いので

使わなくなる事は、相当な時間が掛かると思います。

「沈黙の春」の著者レイチェル・カーソンは、頭が良かったんだと思います。

 

農薬の恐ろしさを書いた本を読めば、その内容は理解はできるが

それに通じる対策を、書いてある本も当時は珍しかったのではないでしょうか。

 

この本により、人々の中に環境保全の認識が、初めて出来たんじゃないでしょうか?

感想・まとめ

名前を聞いたことがある本から、知らなかった本まで教えてもらいました。

世界で一番読まれた本が「聖書」というのは、納得出来ました。

 

1冊の本によって、世界が変わって来た事に驚きます。

こんなに「力」があると思うと、理解や使い方を間違えると

強力な薬にも毒にもなってしまうのが、少し怖くなります。

そして今後も、1冊の本でこの世界が、変わる可能性があると言うことになります。

 

それぞれの本の紹介だけじゃなく、その本が出版された時代や背景などの説明もあり

その次代を想像しながら読めて、非常に楽しかったです。

ただ、正直に言いますと難しい本もあり、「気付き」が書けない本もありました(笑)

まだまだ、自分は成長が必要と感じさせてくれました。

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アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。