緊急事態宣言も解除されて自粛もやっと終われると思いきや、また感染者数が増えています。まだまだ油断は出来ません。
日中の温度が上がりその中でマスクをしていると熱中症になりやすくなるので、人混みでなければ外したほう良いですね。無理せずウイルスと付き合っていかなければなりません。
さて5月の読了した本の報告です。
5月読了した本
4月はこちらの記事
今月も「Amazonオーディブル」と「オーディオブック」の2種類で本を聞き、往復2時間の通勤時間を楽しくしてもらってます。
⇓Amazonオーディブルはこちら。
⇓オーディオブックはこちらから。
今月は9冊
9冊という結果になりました。ランキング形式で報告です。
- 読書という荒野 著者:見城徹
- 自分の時間を取り戻そう 著者:ちきりん
- 自分を操る超集中力 著者:メンタリストDaiGo
- 東京クルージング 著者:伊集院静
- 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 著者:津川友介
- 魔法のコンパス 著者:西野
- 知識を操る超読書術 著者:メンタリストDaiGo
- 罪の声 著者:塩田武士
- 精神科医が教える良質読書 著者:名越康文
これで46冊になりました。100冊まで54冊。今後9冊を毎月継続できれば達成出来そうです。
- 1月10冊
- 2月10冊
- 3月9冊
- 4月8冊
- 5月9冊
沢山の本を読むよりも一冊からどれだけ吸収出来たかだと思うのですが、多くの本を読まないと「良本」に出逢う確率も減るのでこのペースを維持したいと思います。
気になった本の気付き引用
今月読了した本から4冊を紹介。どれもオススメですよ!
①読書という荒野
適切な言葉を選べなければ、深い思考は出来ない。表現することはおろか、悩むことすら出来ない。人は言葉を獲得することによって人生を生き始める。だから読書することは重要なのだ。本は最も身近で最も安価な人生を切り拓く決定的な武器だ。
「はじめに」より引用
著者見城さんの本の読み方を知ってしまうと、これまで自分がしてきた読書が幼稚にも思えてきます。しかしそれと同時に少しでも本に触れてて良かったと思うのと、これからも触れ続けていたいと思わせてくれ、もっともっと本を読まないと成長出来ないと思わせる一文です。
こんなにも「読書」を命がけで行うという考えを知れただけでも、この本を読んだ意味はあります。
親が不仲な家庭環境やいじめを受けていた世界から抜け出したいという思いで本を読んでいて、私も遅い出発になったけど離婚して辛い時に本を読み始めたのは、抜け出したいからだったのかも知れないとちょっとだけ共感してます。
詳しくはこちらの記事に書きました。
②自分の時間を取り戻そう
今後、私たちの暮らす社会では、これまでに経験したことがないほど速いスピードで、しかもあらゆる場面でこの高生産性シフトが進みます。
第一章より引用
インターネットが登場してから、デジタル化による生産性が上がり仕事だけじゃなく生活面でも高生産性の波はきています。
すぐに思い浮かぶのはテレビです。視聴率が昔よりも落ちていると聞きますし皆さんもリアルタイムで見ることが減っていると思います。
それは生産性の高いサービスやデジタル機器が登場して、録画した番組を自分の見たい時に見たいところだけ見れるようになったからです。高生産性のテレビの見かたになったんだと思います。
生産性とはあくまで「自分が手に入れたいもの」をいかに少ない投入資源で手に入れられたか、という指標です。
先程のテレビの例で言うと、投入資源は時間で手に入れたいものは自分の見たいテレビ番組になります。出来るだけ少ない時間で見たい部分が見れたかになります。
「生産性を意識すると、人生の希少資源である時間やお金を、自分が本当に手に入れたいモノだけのために使えるようになります。」
資源と言うとお金ばかりに目がいきますが時間も重要です。
掃除を自分でやるよりもお掃除ロボットを買って毎日掃除してもらった方が生産性は高くなります。だからお掃除ロボットは売れています。
この様に仕事だけじゃなく生活の中でも生産性を上げていくとご褒美が有ると著者は言ってました。
- いつのまにか成長できていること
- やりたいこととそうでもないことが、明確に区別できるようになること
- 自分の人生の希少資源の使い途に関して、他人の目が気にならなくなること
最近の流れでテレワークが良く聞かれますが、このテレワークでダラダラと仕事して、計算してみると通勤していた時よりも勤務時間が増えているケースがあります。そんな時にこの本を読めば生産性を上げることを意識するようになり、問題が解決されると思います。
③自分を操る超集中力
最大の誤解は、集中力=生まれ持った資質という思い込みです。
第1章より引用
先程の著者紹介でも書きましたが、著者のメンタリストDaiGoさんは小さい頃、集中力が無く学校の成績悪かった為にイジメを受けてました。
そんなある日、いじめられている自分が嫌になりそこを抜け出すために、勉強して周りを見返してやろうと考え勉強に明け暮れました。その反骨精神から「集中力」を手に入れました。
生まれ持った資質があり、集中力の高い人=勉強が出来て頭の良い人 と考えエリートな人と自分は違うんだろうと思いがちです。
しかしDaigoさんはイジメられるほどに落ちぶれていたのです。そこからグレずに逃げずに反発したところがステキです。もし自分だったら家に逃げ込んだり、自分の人生を他人のせいにして生きていたんじゃないかと思います。
詳しくはこちらの記事に書きました。
⑤世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
この本を要約すると「エビデンスで証明された体に良いモノを食べましょう」となります。
因みにエビデンスとは「証拠」「裏付け」「科学的根拠」「形跡」といった意味で用いられる言葉で本書では、数多くの研究結果を元に書かれています。
体に良い食べ物・悪い食べ物をまとめます。
体に良い食べ物5個
①魚・・・1日60gの魚を食べていると食べてない人に比べ12%死亡率が低い。また魚を多く食べる人は、心筋梗塞のリスク、乳がん、大腸がん、肺がんになるリスクを下げる。
②野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)・・・心筋梗塞や脳卒中で死亡確率、糖尿病の発症率も下がる。果物の中でも、ブルーベリーやブドウを食べると糖尿病のリスクが低い。
③茶色い炭水化物(玄米、そば、全粒粉パン)・・・脳卒中や心筋梗塞、糖尿病のリスクが下がる。食物繊維が豊富に含まれているので便秘を予防する。
④オリーブオイル・・・低脂肪食群と比べて、脳卒中や動脈硬化によって死亡する確率が30%低い。
⑤ナッツ類・・・低脂肪食群と比べて、脳卒中や動脈硬化によって死亡する確率が28%低い。
茶色い炭水化物とは、玄米、そば、全粒粉を使った茶色いパンなどの、精製されていない炭水化物のこと。
体に悪い食べ物3個
①赤い肉(牛・豚で鶏は含まない。ハム・ソーセージの加工肉は特に悪い)・・・赤い肉を多く食べると、脳卒中のリスクが有意に高く、大腸がんのリスクも高まる。加工肉を多く食べると、全死亡率、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による死亡率、がんによる死亡率がいずれも上昇する。
②白い炭水化物(白米、うどん、パスタ、パン)・・・糖尿病のリスクを高め、脳卒中や心筋梗塞が起こるリスクを高める。
③バターなどの飽和脂肪酸・・・脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による死亡率、がんによる死亡率がいずれも上昇する。
白い炭水化物とは、白米、うどん、パスタ、小麦粉を使った白いパンなどの精製された炭水化物のこと。
毎日の様に食べている白米も「体に悪い食べ物」に分類されていることが衝撃でした。白い炭水化物は体に取り込まれる時には、砂糖と同じ扱いになるので食べすぎには注意が必要です。
体に良いもの5個を多く摂取して、悪いもの3個を避ければ健康に良いですということでした。数多くの健康食事本が出ている中でシンプルでわかりやすい一冊でした。
こちらの記事に詳しく書きました。
まとめ
5月は「読書という荒野」が熱い本で記憶に残ります。熱い本は好きなんだという自分も発見出来ました。
この本は幻冬舎を作った見城徹さんが書かれた本で、色々な本の紹介もしてありました。その中で石原慎太郎さんが書かれた「弟」という本が気になり早速購入して読み始めました。
こういう繋がりによる本の選び方も楽しいもので、弟を読みながら見城さんと石原慎太郎さんのやり取りを思い出し、より一層理解度が深まると思います。
本の選び方を楽しめる一冊になりました。