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「人生うまくいく人の感情リセット術」樺沢紫苑 読書感想①

本の感情リセット術

「人生うまくいく人の感情リセット術」樺沢紫苑

この本をお勧めする人

  • 仕事がうまくいかず焦る……。
  • 人間関係にイライラする……。
  • 将来のことがなんとなく不安……。

私も一番最後の「将来のことが不安」に当てはまるので読みます(笑)

この本との出会いと著者紹介

樺沢紫苑先生の本は、アウトプット大全の次はどんな本を書くのだろうと

楽しみにしてましたが、積読が多く買うタイミングを逃してました。

 

そんな時、中古で新書本が安くなってると思い即購入。

届いてみたら文庫本でした(笑)焦って買うときのアルアルでしょうか。

 

著者はご存知の方も多いと思います。

樺沢紫苑(かばさわ しおん) 精神科医、作家、映画評論家

1965年、札幌生まれ。

1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。

大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。

私のブログでは、何度目の登場でしょうか?またしても、お世話になります。

目次

はじめに 感情リセット―人生のマイナスを確実に「プラス」に変える法
1章 この1冊で「世の中の悩みの9割」が解決できる!
2章 人生うまくいく人の「一瞬で気分を変える」法
3章 できる人の「一気にやる気を高める」法
4章 人間関係うまくいく人の「嫌いを好きに変える」法
5章 毎日充実している人の「どんな悩みもサッと消す」法
6章 「感情のリセット力」を高める脳の習慣―「人生さらにうまくいく」感情リセット術

引用・気付き 4個

「苦しい」や「楽しい」といった感情は、脳内物質

ホルモンの変化に過ぎないのです。

p,16より引用

自分の気持ちを、コントロールするとなると難しく感じてしまいますが

その原因が脳内物質と聞くと、簡単にコントロール出来そうに思えます。

 

自分の脳の中に、色々な物質が分泌されていることを

イメージするだけで、俯瞰的に自分を見ることが出来ます。

俯瞰で自分が見れたら「苦しい」ことや「怒り」の気持ちになった時も

一旦落ち着いて、感情を上手くコントロール出来る時間が作れます。

 

感情の変化を感じた時は、一旦俯瞰で自分を見てみましょう。

あなたが実際にストレスを受けているかどうかが

問題ではないということ。

p,38より引用

「ストレス」と言っても、その人がどう感じるかによって

それが「ストレス」なのか?全然気にならないことなのか違ってきます。

 

誰かの言動を受けて「ストレス」で苦しいと思ってしまったら

それは「ストレス」になってしまい、苦しいという感情しか生まれなくなってしまいます。

 

その後の本文に

更に「苦しい」とそのことばかりを、考えると余計にストレスホルモンを

増加させて、悪影響を受けてしまうのです。と書いてあります。

 

苦しいと思うか、楽しいと思うかで健康状態にも影響してきます。

精神的にストレスを受けて、体調まで崩してしまったら回復に時間がかかります。

 

嫌なことがあっても「ストレス」にしないように

どこかにポジティブなことを見つけ出しましょう。

 

「イエス」を使うようにすると、人生が好転したことは間違いない事実なのです。

p,48より引用

映画「イエスマン”Yes”は人生のパスワード」のお話でした。

ジム・キャリーが主演でしたが、実はこのお話はラジオディレクターが

本当に試した、実体験が原作と書いてありました。

 

私はこの映画を、妻に勧められて観たことががあります。

常にネガティブに「ノー」「嫌だ」「パス」をしか言わない人が

「イエス」しか言わないと決めて、ポジティブで素晴らしい人生に変わっていく話で

面白くて、良い映画でした。

 

ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変えただけで

周囲の人たちが変わり、人生もポジティブ変化していく。

この変化させたのは、自分で考え方次第なんだと教えられました。

 

ただ、全ての問に「イエス」は怖くて出来ませんが(笑)

お誘いを受けた時は、必ず「イエス」で参加しております。

過去の自分と比べて、今の自分は自己成長していると気づけるのです。

p,62より引用

過去の自分と比較すると、成長を感じられますが

他人と比較すると苦しくなります。少し前までの私は、苦しくなってました(笑)

 

自分とほぼ同期が、自分よりも先に出世すると

自分は彼よりも才能がなく、欠点があるんだと落ち込み

そのうちに、何故彼だけ出世して自分は出来ないんだ?と

怒りの感情までもが、出てきて歪んだ感情になってました。

 

時間が経つにつれ落ち着いてくると、初めて気がつけます。

他人の事をどうこう言う前に、自分はどうなのだと?とまず自分と向き合えました。

 

他人は他人で、良いところも悪いところも違う、考え方も違うし

育ってきた♪環境が違うから~♪(セロリより)

なので比べても意味が無い。

 

やるべきことをやって、会社に評価されないなら、また何かやればいいだけ。

そのためにも、自分を成長させる期間と思えました。

 

そして自分のいる、小さい会社の評価なんて、世界から見れば小さい事。

その評価で給料が、決まるのかも知れませんが

お金よりも自己成長を優先するようになると、気が楽になります。

まとめ・感想

今回の気付きからは、感情は脳内ホルモンの変化によるものということを知りました。

これを知るだけで、感情が「怒り」になった時に

一瞬だけでも「脳の中に怒りのホルモンが分泌されてる」と考え

冷静になれると思います。

 

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。