この記事より、1冊の気付きを分割して記事にしていきます。
より読みやすい記事を目指して、色々試したいと思います。
よろしくお願いします。
「史上最強の哲学入門」読書感想 ①
飲茶(やむちゃ)
北国生まれ。
東北大学大学院卒業。
哲学や科学など、とっつきにくい学問を楽しくわかりやすく解説した本が大好評。amazon様より引用
表紙がカッコ良すぎます!それだけで手に取りたくなりますね!
アマゾンオーディブルで聞きましたので、ナレーションはこちらの方。
白井 悠介
誕生日:1月18日血液型:A型
身長:174cm
出身地:長野県
趣味・特技:ダーツ・サッカー・ボウリング
株式会社EARLY WING様より引用
この方のナレーションが、凄く良いです!
哲学の本に「グラップラーバキ」のテイストを、取り込んだ本になっているので
ナレーションも熱く、感情を込めて喋ってくれてます。
本日の読書エリア 目次
まえがき
第一ラウンド 真理の真理
プロタゴラス、ソクラテス、デカルト、ヒューム、カント、へーゲル
キルケゴール、サルトル、レヴィ=ストロース、デューイ、デリダ、レヴィナス
引用・気付き 2個
アマゾンオーディブルの章で引用いたします。
「人間の考えることなんて、人それぞれさ」と言う相対主義的な考え方なんか
人類は、もう2000年以上も昔にとっくに通過しているのである。
第一章 プロタゴラス より引用
古代の人たちの常識は、神話とか迷信を信じその神話から
作られていると思っていたが
現代のでも良く言われる似たような考えを、説いている人がいて
その考えが、広まっていたとは驚きであった。
2000年も昔にとっくに、通り過ぎた考えとは言え
現代の「人それぞれの考え方」ナンバーワンじゃなくオンリーワンという
考えになってきたのは最近の気がする。
一人の考えが周知されるのに、2000年も掛かったということなのか?
賛成する人が、あまりいなくてやっと広まったのか?
そこは不明だが、現代の考えはプタゴラスのお陰なのかも知れない。
「無知を自覚している自分は偉いぞ」と謙虚さを誇りたかったのではない。
無知を自覚してこそ「心理を知りたいと願う熱い気持ち」が
胸の内にわき起こってくるのだということを、みんなに伝えたかったのだ。
第一章 ソクラテス 無知の知 より引用
ソクラテスは、最終的に死刑で亡くなります。
政治家達に陥れられ、捕まってしまい死刑を宣告されます。
政治家達はソクラテスが、死刑を恐れて逃げ出すことを見せしめに
笑いものして自分達を正当化しようと、牢屋は簡単に脱走が出来るようにしてありました。
しかしそこで、逃げ出してしまうとソクラテスは
自分の考えを、否定することになってしまいます。
逃げずに命をかけて本当の心理を、導き出そうとしました。
命をかけて導こうとした内容は「無知ということを知る」ことから始まる。
今自分が、生きているこの世界も、謎だらけなのに
当たり前に生活ができて、毎日仕事に行っている。
普段は、「謎だらけ」の事を考えもしないで生活している。
それを自分は、何も知って無い無知なんだと、知ることから考えることが始まる。
規模が違いますが、自分も思い当たることがあります。
離婚する前は、何も考えてないペラペラな男でした。
どうやって一番ラクな道を選ぶか?くらいしか考えて無かったと思います。
離婚した後は、これから先どうするか?と初めて先の事を考えはじめました。
その時に、「自分に何も無い事」を知れたと思います。
だから今、こうして読書をして、アウトプットして
自己成長したいんだと思います。
離婚をして、考える事が出来たので、少しはマシになったと思います(笑)
まとめ・感想
「哲学入門」とは言え、難しい哲学の本をこんなに楽しく読めたのは
一番の驚きかも知れない。
実際は、アマゾンオーディブルで聞いているのだけど
書籍では味わえない、臨場感を与えてくれます。
それは、ナレーションの方の力の入れようで差が出るか分かりませんが
アマゾンオーディブルでお勧めは?と聞かれたらこの本を答えます。