ビジネス本

「職場のイライラをすっきりなくす本」を読んで

怒っている上司

職場のイライラをすっきりなくす本

植西 聰 「職場のイライラをすっきりなくす本」

出版社:ウェッジ

植西 聰
東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
生年月日: 1947年 (年齢 72歳)
生まれ: 東京都
Wikipedia様より引用

 

仕事をしていて

上司と相性が悪く、上司に大声を上げて

吊るし上げようと、していた時期があった。

会議などで上司の発言が気に入らず

嫌な質問を投げかけ、上司を困らせていた。

 

しかし、上司は何も姿勢は変えず

いつもと同じで様子で終わる。

私の方は、その夜自己嫌悪になる(笑)

最近はそんな事も無くなってきている。

 

最近、同じような後輩がいて

その光景を見ると懐かしく思う(笑)

 

そんなイライラしている後輩に

良いアドバイスをしたいと思い、この本を読んでみました。

感想・気付き

イライラは早く消し去る

イライラは仕事の集中力を失う

自分がイライラした時の事を、思い出すと

本人たちは、その二人だけの世界になっているが

周りの人は、面白がっている人もいれば

仕事が止まって、迷惑に思う人だっていたはず。

 

ということは会社全体に、迷惑を掛けていた。

ネガティブは伝染しやすく、組織全体に悪影響を及ぼす。

そこにいない人にまで、話は伝わり

腫れ物に触る様な、雰囲気になってしまう。

 

会社全体の効率を下げ、売上まで下げてしまう。

会社にダメージを与えるということは

それが自分に返ってくることになる。

相手に求めるハードルの高さと現実が、一致しないときにイライラする。

「なんでしてくれなかったの?」じゃなく「どうしたら進めるか」を考える

本の中では、部下に対しての出来事で

書かれていたが、私の場合は上司に質問して

その回答が、ハードルを超えて来ないとイライラしていた。

 

嫌いになればなるほど、すぐイライラする様になる。

相手は変わらないから、自分が変わらなきゃいけない。

イライラじゃなく、どうしたら上手く進められるか?

 

私は完璧主義にも近い考えで

仕事をしていたのかもしれません。

少しのミスも許せなくなります。それが上司なら尚更。

良く考えると、上司の言うことは

100点じゃなく70点位だったので

なんで100点じゃないんだ!と思っていた。

 

でも、仕事進めるには65点でも良かった。

仕事が進み、成果が出れば良いのだ。

 

最近やっとそう思えるようなり

あまり気にならなくなりました。

部下にとって上司は物分りが悪いと感じるもの

基本的に、上司は自分より地位も高く

給料も待遇も良いとなると、その分仕事もしてくれと思ってしまう。

自分よりも、能力が低いと思うと馬鹿にさえしてしまう。

 

しかし、自分が会社には評価されていないから

現状、部下なのだ。

 

上司の仕事を100%理解はしていないから

自分と比べることなんて出来ないはず。

 

上司という、立場になるための努力を

自分は少しも知ってない。

それで批判するのは、恥ずかしい事。

その相手の力が小さいと思い、馬鹿にするのではなく、普段から尊重しなさい。

いつも誰かに助けて貰っている。

この本では、ライオンが馬鹿にしていたネズミに助けられるという

話が書いてありました。

 

その上司も、更に上の上司に私の事を評価して話してくれたり

知らずに、ミスをカバーしてくれたりしているのです。

全てを知らないので、多分してくれてる(笑)

 

そう思うとより仲良くできそうです。

 

 

ここ最近、自分の考えが変わって、上司に対して

接し方も変わると、上司も以前より優しくなり

円滑に仕事が動き出しました。

 

今後、評価も上がってくれると

より一層、仕事が楽しくなるに違いありません。

自分が変われば良かったのです。

 

その他、気になった事。

  • 自分の実力が不十分であると知ることが実力を充実させる。
  • 欲張りすぎない → 少しの評価でも満足出来なくなりイライラしてしまう。
  •  足るを知る → 今の状況に満足する。

 

今の自分に満足してしまうと

成長する機会を失い

モチベーションを上げる、脳内物質の

ドーパミンも出なくなるそうです。

これもイライラに繋がります。

 

今の環境や状況に満足しつつ

他人の文句を思う前に、自己成長をさせて

イライラしない自分と環境を作りましょう。

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。