2019年10月25日 台風21号の影響により関東地方は朝から大雨で
会社も早く帰宅させる異常事態でした。
前回の台風時に帰省した時の記事です。
![沢山の車のミニチュア](https://usual-things.com/wp-content/uploads/2018/12/PPG_dourotokurumaminicyua_TP_V.jpg)
朝からの雨
朝、いつもの様に起きると雨が降っていて、普通に準備して普通に出勤。
通勤途中から少しづつ雨が強くなっていき、車のワイパーの動きも早くなる。
会社に到着すると、いつもと違う雰囲気が漂っていた。
まず市役所の放送で、大雨による「避難勧告」が発令されたと頻繁に繰り返される。
そして、お昼頃に掛けて消防車のサイレンが継続して聞こえてくる。
![ロシアの流氷のある川に掛かった橋](https://usual-things.com/wp-content/uploads/2019/11/daniel-ioanu-P69At1sL2BI-unsplash-300x200.jpg)
ネットで状況確認
水はけの悪い会社の前の道は、午前中からすでに川の様になっていた。
車が通る度に水は跳ね上がり、会社の建物までその水がビシャっと飛んでくる。
しかし水かさが増えていくと、車もゆっくり走り水も跳ね上がるというより波になって
状況が悪化していることが分かる。
そんな雰囲気からインターネットで、状況を確認しながら仕事をする。
全然仕事にならないけど(笑)
そんな時に限り上司は不在だったので、仕事よりもこの状況を上司に伝えて
早めの帰宅をするか判断をしてもらう亊に力を注ぐ。
お昼をすぎる頃に「避難勧告」だった市役所の放送が「避難指示」になっていった。
14:00で帰宅
上司の指示で帰宅時間が早まり、帰宅することになる。
家に帰ろうと、いつも通りの通勤路を走り始めると、すぐに渋滞が。。。
数十分後に渋滞の先に到達すると、道が冠水していて行けそうにも無い。
この為に渋滞していた。車高が高いトラックなどはゆっくりと走り抜けている。
ほとんどの車がそこでUターンをして、他の道を探していた。
私も同じ様にUターンをして、他の道を探して走り出す。
海側へ行くと、より冠水していると思い、出来るだけ海抜が高そうな山の方へ逃げる。
![冠水している道路](https://usual-things.com/wp-content/uploads/2019/10/img_8520-e1572237903571-300x219.jpg)
考える事は皆同じなのか、いつもはガラガラの道も渋滞している。
そして渋滞の先はやはり冠水でUターンを繰り返す。
この渋滞に並ぶ時も、浅く冠水しているところがあり引き返すことも出来ず
その冠水している道無き道を進むしか無かった。
「うりゃー」と気合を入れて、車が止まりませんようにと思いながら
アクセルを踏むのは、心臓に悪い。
もし止まったら、車の中で一晩過ごすことになりそう。
そのまま増水してきたら。。。。命がけの帰宅になっていた。
助けてくれた
渋滞している時に、近所の歩いている方がいたので窓越しに質問してみた。
「すみません、向こう側に行くのはもう不可能でしょうか?」と聞くと
「少し戻って細い道を左に進めば行けるよ」と教えてくれた。
お礼を言って教えてもらった道を進む。
いつもと違う道を、何度もUターンしたり逃げ道を探して
右往左往していると、自分が何処を走っているのかも把握出来なくなってきて
不安と恐怖だけになりそうな時に、助けてもらえるとちょっと落ち着けた。
本当にありがたい。
教えてもらった細い道を進み、知っている道に出れた時は一安心。
その後は、いつもの通勤路に戻れて無事に家に帰れました。
途中の山道で渋滞は、諦めて車を止めて待った方が良いかな?と考えたけど
ラジオからダムの放流というニュースも聞こえた為、何処にも安心出来る場所は無く
焦りながら帰るしか選択肢がなかった。
何よりも家で留守番をしている、猫のイギーが待っていると思うと
家の状況も分からないし、絶対に帰らねば!と思いました。
![キャットタワーで眠る猫](https://usual-things.com/wp-content/uploads/2019/10/img_8549-300x225.jpg)
家に帰り、イギーを見たときは安心しました。
そしてテレビを付けてニュースを見ると、冠水どころか洪水している場所が沢山あり
いつもの倍の時間が掛かったが、無事に帰って来れたことに感謝しました。
今後の災害
もう災害は終わって欲しいと思うけど、地球温暖化などの影響でこれまでに誰も経験したことの無い未来へ向かい
今後もっと強い台風や大雨が降っても、おかしく無い時代突入している。
自分のところに災害は来ないだろうと、私も考えてましたがこれだけ立て続けに来られるとそんな気持ちもなくなりました。
次に災害に合った場合に、どうするかを家族と話しておいたほうが良いです。
ウチでは、はぐれた場合の集合場所を決めたり、災害時用のリック等準備をしてあります。