日記

闇を抱えて夜に飲み込まれる。

初めての一人暮らし

離婚する事になり、婿養子なので家を出ることに。

賃貸は11月から借り始めた。

 

春先など、人が動く時期に比べ少し安くなるらしい。

自分が住んだ部屋も、他の季節に調べてみると

ネットで調べてみると、自分の家賃より高い金額になっていた。

何か得した気分(笑)

 

小さい頃は、兄がいたので

小さな部屋に二人だった。

 

そのまま婿養子になり、家族共同のリビングしかなく

これまで、一人の部屋すら持った事が無かった(笑)

なので、初めての自分の部屋であり一人暮らしだった。

テンション上がる(笑)でも一瞬だった。

 

孤独を実感、常にギリギリ

初日は引っ越しを手伝ってくれた、仲間が夜までいて

楽しく過ごし、一人になってからもすぐに寝てしまった。

 

次の日、朝起きると具合が悪く一日寝込んでしまった。

荷物の片付けや、カーテンもまだ付けて無かったが

体が動かなかった。

 

その夜から、孤独な夜との戦いになる。

初めて一人になり、体調も悪く

永遠に続く夜に感じる。

離婚してと言われたけど

息子に元妻にも嫌な思いをさせてしまった。

 

そんな自分はこの世の中に、必要無いんじゃないか?

生きてても、他の人に嫌な思いをさせるだけで

意味が無いんじゃないか?

だから、現状一人になっている?

こんな考えがずっと続く。地獄だった。

 

婿養子で引っ越してくると、近くに友達もいなく

会社の仲間も、頻繁に来ることもなく

常に一人で孤独で、ギリギリの精神状態で過ごしていた。

食欲も無くなり、180cmの身長で体重が58kgまで落ちた。

 

仕事で会う人会う人、「痩せたねー!?」と言われ

作り笑顔で、ジョギングの効果ですかねーと誤魔化していた。

息子が泊まりに来てくれた

そんな状態の時に、息子が泊まりに来た。

当時、中学3年の息子。

 

部屋に入るなり、ベッドにダイブしたり

ゲームをしたり麻雀をしたり、昔ながらに遊んだ。

一緒に住んでいるときよりも遊んだ!

 

息子は、何も聞かず

離婚を受け止めているのか

分からないが、いつもの息子であってくれた。

 

楽しい時間はあっという間、すぐに帰る時間になる。

夜、送って行くと帰りに暗い道を

一人はキツイと思い、夕方に送って行った。

明るい道を帰れると思ったが

息子のいない、一人の孤独な部屋に戻ると思うと

涙がとまらなかった。

さっきまでの楽しい時間はおわり、孤独で寂しい時間に。

また、地獄の続きに思えた。

 

これを書いているだけで泣きそうになってしまう(笑)

本に出会う

数ヶ月「地獄」は続き、何かに助けを求めた。

この精神状態で、悪徳な宗教に勧誘されてたら

入っていたかも知れません(笑)

「溺れる者は藁をも掴む」まさにこの状態です。

 

テレビを見ても、ゲームをしても楽しめなく

本に助けを求めました。

その時出会ったのがこの本です。

伊集院静先生の「別れる力」

別れる力 大人の流儀3

人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている

この一文。

本を読んで泣いたのは初めてです。

自分だけじゃない、他にももっと辛い事があった人だっている。

でも、生きていくんだ。

そして、別れを経験した人の方が

より強くなれると書いてありました。

ここでやっと生きよう!と思えました。

 

伊集院静先生に、命を救われました。

いつか、サイン会に行って

御礼を言おうと思ってます。

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アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。