本を読んで回復するキッカケになり、言葉や文章に魅力を感じていきます。
自分でも書いてみたいと思うようになり、ブログを始めました。
文章を書くことで、傷ついていた心が回復していくのを感じました。
離婚後のモヤモヤを整理出来たのかもしれません。
↓この記事の続きです。
孤独な夜に強い味方
本を読んで回復するキッカケになってから、さらに読書が好きになり
それまで孤独な夜に怯えてましたが、自分には「本」という強い味方がいると
思えて随分と気分が楽になっていきました。
仕事から帰ってきて、ご飯などを済ませると眠くなるまで、本を読み続ける生活を暫く繰り返してました。
その頃は小説を読んで、ハマっていき続きが読みたくなるのと、読書を止めてしまうとまた孤独な夜に襲われ、不安になってしまう恐怖でから逃れてました。
誰にも邪魔されない、読書の時間が大きくなっていきます。
自分でも書きたくなる
伊集院静先生の 大人の流儀3「別れる力」を読んで
離婚で精神的に傷ついていた私は、心に刺さる言葉があり暫く泣いていました。
その時に感じた「圧倒的な文章の力」に魅力を感じます。
白い紙を束ねた本に、同じ人間が書いた、文字の羅列。
それを読んだ人が、泣いたり笑ったり「感情を動かす力」とはなんだろう?
自分も同じように文章を書いて、誰か他の人を救えたり、少しでも気分を楽にすることが出来たら、生きている実感を感じて素晴らしい人生になると思ってました。
それからは文章を書くことに憧れを持ち始めますが、学校の授業の「国語」で勉強した程度のド素人。
すぐに人を感動させる文章を書くのは、簡単では無いと思い勉強しようと色々な本を購入して読みました。
そんな中、手にした本の中で覚えているの1文が
「良い文章を書くには、たくさんの本を読むことと、たくさんの文章を書くことが近道だ」という言葉でした。
今までのペラペラな自分では、自分の気持ちや考えを、キチンと文章を書くことすら出来ませんでしたので、本を読みまくろうと思いました。
文章を「書く」効果
回復してきた頃に、一冊の本に出会います。
それはメンタリストDaiGoさんの著書「ストレスを操るメンタル強化術」です。
この本を読んでいて、文章を書く効果に納得します。
「エクスプレッシブ・ライティング」
「ストレスを操るメンタル強化術」で紹介されていたのが「エクスプレッシブ・ライティング」で、その効果はこちらです。
- スルー力が鍛えられる。(相手にしたくない人をスルーする力)
- ワーキングメモリを強化出来る。
- 二人で行うと、相手に対してポジティブになり親密さが増す。
- 感情をコントロール出来る。
- ストレスや不安を軽減出来る。
この「エクスプレッシブ・ライティング」とやり方は、違ってましたが、文章を書いていると、気分が良くなる事を体験してましたので、最後の項目の「ストレスや不安を軽減出来る。」で膝を打ちます(笑)「やっぱり!」
そして、回復に向けて正しいやり方を実践していきます。
やり方
やり方を一言で言えば
「今自分が思っていることを、そのまま書き出す」です。
自分の気持ちや、考え方を誰に見せるわけでもなく、ただ書き出すのです。
- 紙とペンを用意する。(PCやスマホでもOK)
- 思いを書く。
- 1日8分~20分間行う。(初めは5分でもOK)
- 四日間継続する。(四日間以上で効果が出ます)
「思いを書く」時に注意しないといけないのが
- ネガティブだからと言って遠慮せずに、そのまま書く。
- 誰かに見せるのでは無いので、ありのままの思いを書く。
- ただ「怒った」ではなく、どのような感情からだったのかを詳細に書く。
ネガティブ思考は、何度も書くとより強く記憶に残って、気持ちも下向きになってきますので、何度も書いてしまう場合は書いた紙を、ビリビリにして捨てましょう(笑)
これもストレス解消に効果の有る手法です。
タイミング
一日を振り返るタイミングがベストなので、寝る20分前が一般的の様です。
寝る前が難しい場合は、1つの仕事や出来事があった後に書くのも良いです。
日中に処理しきれない感情が湧いてきた時は、その都度すぐ書くのもお勧めで、よりリアルな感情が書けます。なにより忘れない(笑)
メリット&感想
実際に数ヶ月やってみて、自分の思っていることがハッキリしてきます。その他にも
- 自分の思考悩みがわかる
- ストレスや不安が軽減される
- 自分を客観的に見れる
- アイデアが生まれる
- ポジティブになれる
などの効果を感じられました。
人に相談するのとは違い、遠慮する相手もいないので、自分で幼稚だと思っていることやプライベートな悩みでも、ありのまま吐き出す事が出来ます。
また、書いたメモを一ヶ月後に見てみると、その時の自分には世界が終わるような大きな不安に襲われていたのに、時間が経過すると笑ってしまうような悩みに思えます。
もう解決出来たストレスに対して、免疫が出来て自分も成長しているのです。
ここまで書いて思うのは、ストレスな事をネット上に書き込んだりしている行為は、ストレス解消に繋がっていて、その人を支えている物なのかも知れない。
でもネットに公開するようなSNSではなく、手書きのノートだったり、スマホのメモだったり、すぐに消せるモノに書き込んだほうが、より効果は有るということでした。
文章で人と繋がる
読書をしていると、段々試しに何か書いてみたいと思いが強くなりましたので、試しに無料サービスのブログを始めてみました。
無料のブログサービスは、横の繋がりが強くあり、記事を更新する度に「いいね」が貰えたり、毎回読んでコメントをくれる人まで現れてくれました。
これまで孤独で不安だった生活に、初めて人の繋がりを感じられ、ブログを書いているときだけ、ネットで仲間と一緒にいる気がして癒やされました。
そしてこのブログが、再婚に繋がっていくとは!(笑)当時の自分が知ったら驚くことでしょう。それは後々の記事で細かく書きます。
ブログの内容は、当時の日々の出来事や自分の気持ちを素直に書いてましたが
書いていくうちに、頭の中が整理されて、少しづつ不安な気持ちが小さくなっていきました。
文章を書くことは、先程も書いたように、感情を整理できて自分を客観的に見つめ治すことが出来て、更には文章を考えて言葉を選び、脳を活性化もさせます。
ブログは自分の書いた文章を、他人にすぐに見せることが出来るサービスなので、緊張しながら文章を書く事が出来て、読書以上に、良い練習になっていました。
そして他の人のブログを読むと、嫁姑問題を抱えているけど健気に耐え忍び、その中で幸せを見つけて頑張っている人や、家事も子育ても全て両立させて更に仕事やって、楽しく生活している人などなど、離婚した自分よりも頑張っている人は沢山いました。
この様な人の生活を垣間見れるのは、本には載って無く、ブログの1つに魅力に感じて、当時の私はよりブログにハマってました。
「本」に続き、新たな強い味方の「ブログ」を手に入れて傷ついた心を回復していくのでした。