運良く再婚できた時にずっと進めたいと思っていたことが、家を購入することでした。
当時は家を購入することにビビってしまい、一歩を踏み出すのに勇気が入りました。人生で一番高い買い物ですから当然です。その時に賃貸か購入か悩んで調べたことを書きました。
賃貸から一軒家へ
再婚する前までは、一人で賃貸に住んでました。三階建のマンションでエレベーターは無かったです(笑)
婿養子で離婚してと言われ家を出ていくことになり、慌てて探しだした物件です。
⇓この時に決めた賃貸に住み続けてました。
この時のマンションは2LDKで、一人で生活するには広くて再婚してからも2人なら十分に一緒に住めると考えてました。
しかし将来の事を考えると、一軒家を買った方が良いのかな~とぼんやり考えていたので「一生賃貸」か「家を購入」か調べてみました。
賃貸VS購入
これまでなんとなくで調べてみても結局は「人によって環境が違うから」で終わることが多かったのです。それは調べている自分の状況がハッキリしていないため、何をどう調べれば良いのか分からず、人の体験談をただ読んでいるだけでした。
今回はメリット・デメリットを調べて、再婚しようとしている自分にどう当てはまるか?まで調べます。
ネット検索すると「宅建協会様」が実施されている「不動産の日アンケート」がありました。こちらの結果内容も含めて記載します。
賃貸のメリット・デメリット
メリット(不動産の日アンケートより)
- 住宅ローンに縛られたくない 41.5%
- 天災時のリスクがある 35.6%
- 税金が大変だから 24.5%
- 仕事の都合で引っ越す可能性があるから 23.6%
- 家族構成の変化で引っ越す可能性があるから 20.0%
デメリット
- 勝手なリフォームが出来ない
- 資産が残らない
- 一生家賃を払い続ける
賃貸のメリット・デメリットを書き出してみると、自分の気持ちにも同じ項目があり、そこで悩んでいたと自分の気持ちも理解出来てきます。
購入のメリット・デメリット
メリット(不動産の日アンケートより)
- 家賃が無駄に思えるから 53.5%
- 持ち家を資産と考えているから 32.1%
- 落ち着きたいから 28.0%
- 老後の住まいが心配だから 25.2%
- 家賃は近所などに気を使うから 18.5%
デメリット
- 初期費用が掛かる
- ライフスタイルの変化に対応が難しい
- 土地や家の価値が下がり売却が難しい場合がある
これで賃貸と購入のメリット・デメリットが出ました。両方の意見をみるとお金の事とライフスタイルの変化の心配からくるモノが多いことが分かります。
賃貸のメリットを消す回答
賃貸のメリットに対する当時の自分の気持ちで答えを書いてみた。
- 家賃が無駄に思える いずれ資産になり、老後は支払いしなくて済む。
- 天災時のリスクがある 火災・地震保険に入ればいい。
- 税金が大変 10年間は固定資産税と年末調整で返ってくる金額がほぼ同じ。
- 仕事の都合で引っ越すかも 転勤はない会社。
- ライフスタイルの変化 妻と2人で一軒家なら部屋が余る計算。
これで賃貸のメリットが消えていく。そして購入のデメリットも上記の回答で気にならなくなっていく。
デメリットが消えると購入のメリットが大きく感じる様になる。若い時には考えなかった「老後」や「親の介護」なども考えられる歳になったんだと思ってしまう(笑)
調べて思う事
自分の出した答えは「購入」になりました。結局「人により」ということになります(笑)
この「人により」を細かく言うと「その人のタイミングにより」になります。私も若い時は家を買うことは考えてませんでしたし、自分の老後は賃貸でも構わない、家を購入するのは手続きも面倒くさそうだと、真剣に考えてませんでした。
そんな自分の考えと調べてみて納得した答えはこちらです。
・若い時はライフスタイルの変化が大小あるので身軽に動ける賃貸
・生活のリズムが出来て老後が見えてくると落ち着きたいと思い購入
その時の私は後者のタイミングでした。
家賃とローンを比較
賃貸でも購入でも一番気になるのはお金です。当時の私が支払っていた賃貸と購入した時のお金の計算をしてみました。
当時私が住んでいたマンションの家賃は¥55,000でした。賃貸だとこれだけでは済みません。管理費¥5,000+駐車場代¥5,500x2台(妻が越して来たら)が重なり合計で¥71,000になります。
これを後50年間生きたとして、12ヶ月x50年=600回支払うことになります。
¥71,000 x 600回 = ¥42,600,000 ちょっと引くぐらいの金額です(笑)
これが購入した後どう変わったかと言うと毎月の返済額は約¥50,000です。そして後50年生きたとしても35年ローンなので、12ヶ月x35年=420回です。
¥50,000 x 420回 = ¥21,000,000
賃貸には更新料や家賃の上昇は含んでませんし、購入金額の方にも税金や初期費用は入れてない大雑把な計算ですが倍近くの差が発生したのです。これを知った時は1秒でも早く家を買いたいと思って、訳も分からず焦ってました(笑)
この金額も人により場所により、賃貸の家賃がもっと安い物件もあれば、購入する家もピンからキリまでありますので購入金額も高いモノもあります。全ての人に当てはまりません。
既に気になる物件がある方は、こちらのサイトからシュミレーションしてみることをオススメします。毎月の支払金額も確認できて今の支払いと比較することが出来ます。
まとめ
当時の私は再婚する相手と一緒に、住宅展示場などを周りゆっくりと決めて行こうと思ってました。
しかし物件との出会いは一期一会です。
先程のお金の計算をしてからすぐにSUUMOで検索を繰り返してましたが、頭にあるのは自分の歳で何年のローンが組めるんだろう?幾らまでなら借りることが出来るのだろう?と不安ばかりでした。
そんな時にお手頃な建売の物件を見つけて見に行くことにしました。色々な不安はその時に不動産さんにぶつけようと質問事項を思いつくままメモして、人生初めての内覧に参加です。
まさか一軒目で決めてしまうとは・・・・(笑)