この本との出会い
ズバリ、表紙と題名が気に入った!から読みました(笑)
手に取りたくなりますよね?
著者に対しての印象は、炎上されてる事も多く、報道される内容も批判が多かったので
良い印象はありませんでしたが、本を読むと全然違います。
凄く頭の良い事も、世界を良くしようとしていることも分かります。
完全に誤解でした。すみません。
堀江貴文
実業家・タレント。
1972年10月29日生まれ、福岡県出身。
A型。愛称は“ホリエモン”。
オリコンニュース様から引用
公式ホームページでも、プロフィールが見つけられなくて
オリコンニュースから、引用しました(笑)すみません。
目次
- はじめに 世界は変わる、日本も変わる、君はどうする
- 1章 日本はいまどれくらい「安く」なってしまったのか
- 2章 堀江貴文が気づいた世界地図の変化〈アジア 編〉
- 3章 堀江貴文が気づいた世界地図の変化〈欧米その他 編〉
- 4章 それでも東京は世界最高レベルの都市である
- 5章 国境は君の中にある
- 特別章 ヤマザキマリ×堀江貴文[対談] 無職でお気楽なイタリア人もブラック労働で 辛い日本人も、みんなどこにでも行ける件
- おわりに
引用・気付き
アマゾンオーディブルからの引用なので、章で表示してます。
今、日本のGDPは、アメリカの4分の1で中国の半分。
第一章より引用
中国に抜かれたと言うのは、ニュースで知っていたが
もうすでに半分も、差を付けられているとは知らなかった。
そしてまだどこかで差は少しで、すぐに追い越すんだろうと思ってました。
その認識もこの本を読んだからには、捨てないといけません。
そして、現状を受け入れて、過去の栄光にすがる事をやめしょう。
GDPが他に国に比べて高いから、安心して何もしないのが
一番悪い事だと思います。
他と比べるのは、意味があるのか分かりませんが
「伸びしろ」があると、前向きに捉えておきましょう(笑)
女の子の外見は、都市の経済の発展力を計るバロメーターにもなる。
豊かさに比例して、女の子は可愛くなる。
第二章より引用
面白いバロメーターです(笑)
これは、若い世代がお金がきちんと稼げて
美容に使うお金まで、持っていると言う証拠と書いてありました。
そして本書の中で女の子が、一番可愛かったのは「タイ」で
タイの経済発展の勢いを感じられます。
女の子だけじゃ無く、ニューハーフの胸も大きくなり
こちらもバロメータになっているとも書いてありました(笑)
若い女の子が、美容にお金と使えるのと同じで
より美しくなることに、お金が使えている証拠ですね。
経済発展している都市で、歩く女性がキレイになれば
より男性は頑張れそうですね(笑)
面白いスパイラルになれば良いなと、思ってしまいました。
現実として日本人の平均貯蓄に劣らない、貯蓄を持った中国人が、中国人は1億人以上いるはずだ。
第二章より引用
もう数年も合ってないが、中国で働いている友達がいます。
その数年前に、会った時。
その時も久々だったが、昔よりもお金の使い方が
荒くなっているような、イメージだったことを思いだした。
その時は、中国で工場長まで出世したので
良い給料になったんだと思っていたが、その謎がやっと解けた気がする。
そしてその時に「日本は安い」と言っていたが
この本と同じことを、言っていた事に気が付く。
一昔前にあった、中国人による「爆買い」
これもお金を持っている中国人が、安い日本に来ていただけの話。
安く買われていたんですね。
バングラデシュは親日国としても知られる
国旗デザインは、色違いでほぼ日本と同じなのだ。
建国時にアジアで日本が、1番最初に支持したかららしい。
第二章より引用
親日国家と聞いて、思い浮かぶのは台湾だけでしたが
意外とアジアには、多いことを知りました。
台湾がすぐに浮かんだのは、震災時に救援することを宣言して
総額200億円を超えた金額が、義援金として日本に届けられている。
だから、台湾に地震が起こった時は、募金くらいしか出来なかったが
すぐに反応したいと思いました。
台湾以外にもタイも、そしてバングラデシュも親日国なのは
知りませんでした。他にも多くありそうです。
その事を知らないのは、日本人として恥ずかしく思え
世界と言うよりもアジアのことを、全然知らないということが分かりました。
現地のカレーは、当然ながら美味い。
ただ、カロリーが高いので、うっかり食べ過ぎるのはいけない。
実はインドは、糖尿病が世界2番目に多いというのもうなずける。
第二章より引用
私の持っていた、インドのイメージは気温が高く
スパイスの効いたカレーを食べよく汗をかき、ガンジーのように
細い人がたくさんいるとイメージしていました。
しかし、高カロリーのカレーの食べ過ぎで、糖尿病患者が多い。
それも世界2位のは、これもまた驚きです。
現地のカレーというだけで、ナンとセットになった
美味そうなカレーを想像してしまいますが、高カロリーなんですね(笑)
たまに行く、カレー屋さんでも
美味しいので、沢山食べたくなりますが注意して食べるようにします(笑)
時間は命なのだ
第5章より引用
離婚して1人になったとき、お金だけを大切にして
生きていこうと思っていたが、もっと大事なのは時間だった。
時間があれば、お金を稼ぐ事もできる
ジョギングする時間を増やし、もっと健康になることも出来る。
時間があれば何でも出来る。
最近、時間短縮を思いつき「ブラーバ」という床拭きロボットを買った。
ルバンと同じiRobot社の、床拭きバージョン。
使い捨てのクイックルワイパーを、装着できて経済的にも良い。
3万円位なので、ルンバよりも安い(笑)
お掃除ロボのお陰で、掃除時間が短縮できている。
その時間を、読書やブログ作成に回すことが出来たので
初期投資の3万円以上の価値が、あると実感しています。
こういうロボットが売れているのは、時間短縮が出来るからだと思います。
更なる時間短縮が、あれば取り入れていきたいと思ってます。
いろんなことを、我慢して努力している人が、評価される時代は終わりだ。
第5章より引用
堀江さんと言えば「寿司屋の修行は意味がない」と言って
炎上したのを思い出します。有名ですね(笑)
言い方が激しいですが、何が言いたいかが分かれば
堀江さんに賛成できます。
これまでの技術を習得出来る時間が、短ければ
その技術を更に、進化させたり、新しい寿司を作り出したり
成長する時間が出来ると思います。
古くても良いものは、沢山あるけども
それに頼り切って、努力をしなくなるのは間違いです。
この引用の逆を考えると思い付くのは、一番にユーチューバーだと思う。
小学生のなりたい職業にも、ユーチューバーがドンドン上位に上がって来てます。
それだけ夢を与えられている事なんですね。因みに1位はサッカー選手。
今現在でユーチューバーが注目されているが、今後の時代の流れで
その順位は大きく、変わっていきユーチューバーが一位になるかも知れません。
今の小学生が、大人になった時には、また新しい職業が出来ているはず。
そして、もっと自由な時代になっているかも知れない。
そんな子供達に、相談された時に
時代に遅れて、何も答えられないのは嫌だと思うので
最先端の技術、サービスへのアンテナを忘れないようにしたいですね。
ベンとジュールズが別れる時、日本語でさようならと言うのだ
第5章より引用
これは「マイ・インターン」と言う映画の中でのワンシーン。
アン・ハサウェイとロバート・デニーロの、友情を描いた映画だった。
私もこの映画が、好きでブルーレイを買いました。
しかし、「さようなら」と言っているのは気が付きませんでした。
それだけすんなりと日本語が、使われていたんだと思います。
よく「アディオス」、「チャオ」とか日本人が
冗談で使うように、この2人も日本語を同じように、使っているんですね。
見ていて気が付きませんでしたが(笑)
日本語が、それだけ世界に浸透してきている、証拠のワンシーンでした。
頭の中の国境消そう、そうすれば君はどこにでも行ける
第5章より引用
この本の題名にもなった言葉が、1番最後の文章になってました。
実際の国境は、海の上や地上に有るが、線を引いている訳でもない。
目には見えないバーチャルなもの、であるとも書いてありました。
海外に行く事だけではなく、自分が何かをする時
お金が足りないとか、時間がかかるから、めんどくさい苦しい
そんな理由で、自分のやりたいことをやらないでいる人がいる。
それは目に見えない、バーチャルな国境と同じで、その頭の中の国境を取り払えば
「君はどこへでも行けるよ」と優しく教えてくれてる本でした。
まとめ・感想
日本国内で閉鎖的に、行っているビジネスは
今後人口減少もあり、拡大していく余地が少ない。
なので衰退していく可能性が非常に高い。
その状況なのに、日本がどこかで一位で継続していくと神話みたいな事を
信じて何もしない雰囲気に、警鐘鳴らしている。
海外を見て優れているところを知り、真似したり
手を加えて新しいものにしたり、工夫して国内にあるものを
海外に売り出すような発想が、必要になってくるという事が分かりました。
本の中でも書いてありましたが、ある人に「堀江君は、お節介だ」と
言われたことがあったそうです。
堀江さんは色々と炎上されてますが、本当は世の中を良くしようと
世界の人にもっと人生を、良くして欲しいと言う気持ちを持っての発言で
その言葉が誤解されて、受け止められて炎上しているだけでした。
言葉の本当の意味を知ったり、考えを理解すると好きなりファンになりました。