12月に読み終えた本の「超」短い要約です。今年最後の更新記事。
一番感情が入ってしまったのは、久々の小説です。
好きな平野啓一郎先生の本ということもあり、感情がグイグイ動かされて
1人で泣いてしまいました(笑)
読み終えると余韻に浸り、なんとも言えない贅沢な時間だった様に思えます。
Contents
2019年12月 読了した本紹介
2019年12月に読み終えた本はこちら(オススメ順です)
- 「マチネの終わりに」 著者:平野啓一郎
- 「奇跡のリンゴ」 著者:石川拓治
- 「嫌われる勇気」 著者:岸見一郎・古賀史健
- 「脳が変わる生き方」 著者:茂木健一郎
- 「世界でも通用する人がいつもやっていること」 著者:中野信子
- 「斎藤一人 天も応援する「お金を引き寄せる法則」」 著者:柴村恵美子
- 「いいかげんに、生きる」 著者:心屋仁之助
- 「強運」 著者:斎藤一人
- 「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」 著者:堀江貴文
- 「スティーブ・ジョブズ 名言録」 著者:桑原晃弥
- 「一生お金に困らない生き方」 著者:心屋仁之助
- 「捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法」 著者:須田仁之
- 「聞くだけで一気に分かる日本史」 著者:馬屋原吉博
(書籍、Kindle、アマゾンオーディブル含む)
という訳で12月の結果は、13冊になり今年の読了した本はピッタリ100冊です。
11月の12冊と12月の13冊で、頑張って追い上げました(笑)
因みに先月の11月の12冊のまとめ記事はこちら
読了した本の超まとめ
マチネの終わりに
大人の恋愛物語。
平野啓一郎さんの作品は大好きで、今回もドップリとハマってしまった。
「主人公はなんであんな言い方をしたのだろう?」
「あの女性は追い詰められて、苦しくなるはずだ」と仕事中でも、気が付くと
物語のことばかりを考えてました(笑)
娘が父との過去を許すシーンが一番好きで
「過去を変えてくれる今!」過去は変えられる事を教えてくれました。
奇跡のリンゴ
農薬を使わないリンゴを作る事が、どれだけ大変で他の人に理解されないことかを
キチンと説明してくれて、ここに書いてある以上に苦労したんだろうと
考えさせられました。
誰も知らなくて、誰もやった事無い、無農薬リンゴは人類未踏の偉業です。
リンゴの木に花が咲いた風景を見るシーンは、美しくてこれまでの苦労の終わりを
告げる感動的なシーンでした。
成功しても「奇跡のリンゴ」の値段を高く設定しない、その理由と気持ちに感動です。
嫌われる勇気
海外でもベストセラーになった、話題の本です。
D.カーネギーもアドラー心理学の影響を受けていたことも分かりました。
「人は変わらない」と主張する若者と
「人はすぐにでも変われ、今すぐ誰しも幸せになれる」と説く哲学者の二人の会話で
物語が進み、アドラー心理学を説明してくれてます。
他者からの評価を気にするな!嫌われる勇気を持とう!
脳が変わる生き方
茂木さんの本は、説得力を感じます。
「茂木さんが」言うから内容も楽しく読めます。
「自分の個性を一つの作品として磨く」これが人生なんだろうと思う言葉でした。
世界でも通用する人がいつもやっていること
世界中のたくさんの「頭の良い人」や「IQの高い人」と交流する機会があり
脳科学の視点から「頭の良い人」を解説してます。
流れ星が願いを叶える訳ではない。
天才でも流れ星でもにも関係なく、常に自分がどうしたいか?自分の目標が頭にあって
咄嗟との時にすぐに口にできる状態になっているから、願いが叶う。
斎藤一人 天も応援する「お金を引き寄せる法則」
心に刺さる言葉が多く書いて有りました。
自分でも考えを変えなきゃと思ったのは、落ちているお金は1円でも拾い
募金箱に入れる。それはエネルギーを循環させる様に感じました。
卑しいと思われると思い、拾って無かったですが、考え変えて拾います!
いいかげんに、生きる
頑張りすぎてる人、他人を優先させるお人好し、正義感が強い人、向上心の強い人に
読んでもらいたい本です。表紙の猿が温泉に入ってますが「いい加減」の湯なんです。
心がいい加減になる言葉「していいよ」 「失敗してもいい、嫌われてもいい」
「まあ、よい」 「世の中、ちょろいわ」これだけでも覚えておくと楽になります。
強運
読んでいると、努力していれば運が味方になると書いてあり心地よくなります。
常に1つ上を目指して、頑張っている人は強運を呼び寄せる。
いきなり2つ上を目指しちゃうと、辛くて折れちゃうので背伸びしないで上を目指す。
そして書かれていたこの言葉。意識してみませんか?
天国言葉(使えば使うほど幸せになる)
「愛してます」「ついてる」「うれしい」「楽しい」
「感謝してます」「幸せ」「ありがとう」「許します」
地獄言葉
「恐れている」「ついてない」「不平不満」「グチ」
「泣きごと」「悪口」「文句」「心配事」「ゆるせない」
なんでお店が儲からないのかを僕が解決する
将来的にお店をやろうと思っている訳では無いけど、ホリエモンの本は読みたくなり
読んでみると、「食」に対しての熱い思いがあり思い面白かった。
継続させて、ワクワクさせて、進化を出来るように常に挑戦してないと
飽きられてしまい、お店を繁盛させることが出来なくなる。
お店の経営だけじゃなく、何事にも言えると勉強になりました。
「短い人生の中で、有意義で感動的な1食にするために!」という思いが記憶に残る。
後半のページには、ホリエモンが認めた457店のお店が掲載されて有益な情報です。
スティーブ・ジョブズ 名言録
名言だけではなく、名言に沿ってスティーブ・ジョブズの人生を
詳しく知ることが出来ました。
Apple設立までの話があったり、一度Appleから追放されたり波乱万丈だけど
iPhone、iPad、ピクサーを作り出した天才でした。
まるでピカソやゴッホなどの芸術家の様に思えてきます。
一生お金に困らない生き方
お金が無くて不安になるけども、お金を持ったら何を買います?
という質問から「お金=安心」という事に気が付きました。
「存在給=存在しているだけで自分は価値のある人間」
自己重要感に繋がる言葉で、これが大切でこの考え方が面白いです。
捨てる。手を抜く。考えない。月460時間労働から抜け出した私の方法
著者の経歴が凄いので、自分とあまりにかけ離れ、想像出来ない部分が多く在りましたが
この本は完璧主義の方には、オススメの本です。
仕事を早く片付けていくノウハウが、数多く記載されてます。
聞くだけで一気に分かる日本史
あっという間に終わってしまいます。
ちょっと物足りなくて、2度聴きましたが本当に一気に終わります(笑)
ここから、それぞれの時代を勉強していくようなキッカケになる本です。
今月のお勧め本
マチネの終わりに 感想
蒔野聡史と小峰洋子にはそれぞれにモデルがいるが、差し障りがあるので、名前をはじめとして組織名や出来事の日付など、設定は変更してある。
序章より引用
読み始めてすぐに、この物語はモデルがいて多少手は加えられているが実話と説明される。
内容は海外での話も多く有るので、遠い世界の出来事にも思えるが
改めて実話であり、私も生きている同じこの世で、実際に起こった事なんだと思うと
主人公の二人を目にしたことがあるかもと、興奮さえしてしまう。
また主人公に年齢が近いことや、私も再婚するまで今の妻と
海外ほど遠くは無いが遠距離で、連絡をやり取りしていたのは
スカイプやLINEのテレビ電話で、同じ様に夜な夜な長時間話しをしていた。
そんな記憶も呼び起こされ、どっぷりと感情移入してしまい物語の内容に合わせ
一喜一憂してました。
心境の表現の仕方や、どうしたらそんな文章が出てくるんだろうと
一文一文に感動すら覚え、あっという間に終わってしまい
もっと物語に触れていたかった、触れている自分で在りたかったと思わされました。
ラストシーンからの続きが気になるところですが、やっと綺麗な場面で終わり
読み手に想像させるようなシーンで、私の中ではハッピーエンドになってます。
嫌われる勇気 引用と気付き
褒めない。
第13より引用
褒めるという行為は、目上の者が目下の者に行う行為です。
その時点で上下関係が発生してしまい、縦の関係になってしまいます。
横の関係で考えると、仕事のパートナーが手伝ってくれたら「よく出来ました」ではなく
「ありがとう」という言葉が出るはずです。
この感謝や尊敬、喜びの言葉をもらう事により、勇気が湧いてくるのです。
そして先程の「嫌われる勇気」に繋がり自分の人生を生きれるようになります。
縦の人間関係だと褒められたいと思ってしまい、他者の評価を気にする人生になり
勇気が湧いてこないのです。
そして横の関係を強くしていくと、人は皆同じではないけど対等という考えが出来ます。
上司でも親子でも、勿論尊敬はしますが対等を意識しましょう。
縦ばかりを意識すると、部下は何も言えない雰囲気になってしまいます。
一年で100冊達成
目標を何度も変更
今年の初めに立てた目標「一年で100冊読了」達成出来ました!
アウトプットは、100冊全部出来てませんが満足です。
途中100冊読了よりも、Kindle出版することになったり
ブログ記事を更新を優先させたいと思い、本を読む時間が少くなり
諦めようかと思いましたが、それに縛られて焦ったり悩んだりは面倒くさくなり
自分で決めた目標なので変えるもの自分の自由と思い、その都度、変更してました(笑)
Audiobook様の聴き放題
通勤時間が往復2時間もあるので、有効に使わないと勿体な過ぎます。
Amazonオーディブルで聞いてましたが、毎月ワンコインで一冊しか聞けなくて
返品を繰り返してしまい、申し訳なくなりAudiobookに変えました。
こちらは「聴き放題」があるので、聞きまくれる!
Audiobook様のお陰で読む(聞く)速度も上がり、お得に楽しめました。
期間限定で「マチネの終わりに」も聴き放題に入ってます!
2020年の読書
これまで100冊を目指して、速読を意識してましたが
これからは熟読を意識して、1冊の本からより気付きを得れるようにしていきます。
2時間の通勤時間があるので、Audiobookは手放せないです。
同じ本を何度も聞いて、インプット回数も増やし
ブログで記事に書いてアウトプットして、勉強していきたいと思います。