ビジネス本

「空想教室」植松努 引用・気づき

古い洋書が綺麗に並んでいる

この本との出会い

「サンクチュアリ出版」様の福袋で出会いました。

 

著者の「植松努さん」は知らなかったので

早速、グーグル先生で検索してみると、Wikipediaもアメブロも、発見出来ました。

 

プロフィール画像が、美味しそうなビールジョッキを片手に持ち、優しそうな笑顔でした(笑)

下町ロケットのモデルになった人の様です。

植松努さん

  • 性別:男性
  • 誕生日:1966年8月17日
  • 血液型:A型
  • お住まいの地域:北海道

アメブロアメブロ様より引用

小さな町工場だった会社を、自家製ロケットを飛ばし、宇宙開発するまでに

成長させた方でした。

 

引用・気付き

本に書かれていないことを、やってみればいいだけです。
たったそれだけのことで、みなさんは人類を進化させることができます。
p.74より引用

「人類の進化」の考え方。

 

この世界のどこかにいる、頭の良い人が、研究を重ねた結果で、科学が進歩して暮らしが楽になったり、医療が進歩して、人類の寿命が著しく伸びたりしていく、そんな結果が、進化だと思っておりました。

 

それは、大きな進化の一歩ですが

誰もやって無い、本に書かれて無いことをやるのも、小さくても同じ一歩です。

 

そう考えると、一歩も簡単に出すことが出来ますね。

今までの人生で、進化させたか思い出そうとしても、何も思い出せませんが(笑)

大事なのは「失敗したらどうするか、いっぱい考えてみる」ということです。
p.79より引用

先の事を考えて、無意味に不安になることがあります。

布団に入ってその事を、考えだすと眠れなくなり、寝返りを打ち続けて、気がつくと朝になることは誰しも経験が有るのでは?(笑)

 

そうならないために、準備をしておけば、不安で眠れなくなる事も、少なくなります。

明日が試験なら、前もって勉強をして、思い残す事が無いよう出来たら、素直に眠れますね。

 

それでも失敗したら、次は失敗しないように、また、考える。前もって勉強しておく等。

そうやって成長していければ、不安もなくなりますね。

 

成長したのか不明ですが、最近はどうにかなるだろうと、安眠しております(笑)

本のすごいところは、この世にいない人と出会えるんです。
p.112より引用

本を読むメリットとして、私も同感です。

 

例えば、お札に載るような「夏目漱石」さん。単純に「凄い人」ですね。

生きているとしても、簡単にお会いすることは出来ません。

 

でもこの方が書いた本の中で、会う事が出来ます。

そして、色々な成功例や失敗例等が載っていて、本を読むことに依って、同じ体験をさせてくれる。

これが、本の良いところだと思います。

 

有名な「吾輩は猫である」「坊っちゃん」など、古い本であれば、数百円で買えて

それを、数時間読むだけで出来ます。

 

これで読まない理由が、見つかりませんね!

「わからない」というのは、自分の状態を表しているだけです。

p.151より引用

お腹が減ったら何か食べる、寒かったら何か着る。

わからなかったら、調べれば良い。

 

昔、上司に質問されたり新しい仕事を指示されたとき

「わかりません」「知りません」で終えてました。

ひどい社員です。

そして、自分が部下に同じ回答をされ、その時の上司の気持ちがわかる(笑)

 

でもそれは、何故だろう?。指示されてた自分と、指示する自分は何が違うんだろう?

それは、その指示、仕事がどの様に会社全体へ、影響しているか、それが分かったからでした。

 

立場が変わったり、意識も変わって、理解出来たのかもしれませんが

その一つに指示の意味を、理解することも、「わからない事」でした。

 

それからは、部下に何か質問したり、指示をするときは、全体の流れや

会社にどう影響するかも、一緒に話しすようになりました。

「どうせ無理」という言葉をなくしたら、この世から児童虐待が

なくなるかもしれない。

p.184

著者の小学生の時の話が、登場します。

この言葉を先生から、言われ一人で我慢をしてました。

それから大人になってから知った様ですが、その先生は旦那さんから

暴力を受けていて、そのハケ口に著者に当たっていたそうです。

 

さらに、アフリカ人が見学に来て、話を聞くと

アフリカでは、勉強しても「どうせ無理」と

言っていた同級生が、暴力で人からモノを奪うようになったと。

 

この話から「どうせ無理」という言葉を無くし

この世から、いじめ、暴力、虐待、戦争までも無くそうとしてます。

 

私も小さい頃に、何度も言われてたと思います。

そして、私も息子に何度か使ってきました。

なんで言ったのか?

 

普通に成長してほしいから。だと思います。

何も経験した事無い、根拠の無い「無理だ」で息子に嫌な思いを、させたんだと反省です。

今度あったら、この本の話をして謝りたいと思います。

自分が、何かの可能性を潰していると考えると、無責任過ぎますね。

 

私もこの世から、いじめ、虐待、戦争を無くしたいと

思うので今後「どうせ無理」は使いません。

「だったらこうしてみようか」という言葉に変えたいと思います。

 

「読書」という漢字を書いてみました。

そうしたら、「読んで、書く」だと知りました。

p.194より引用

「おおっ」と声が出てしまいました(笑)

散々「読書」が好きと言ってましたが、これには気が付きませんでした。

読んで、書くで「読書」なんですね!

 

昔、小説を書きはじめて、途中で挫折してしまいました。

あれ以来、書きたいことがあればと思ってますが、未だ「読書」は終わってないです。

 

ARCプロジェクトという計画をすすめています。

p.213

広大な土地を使って

住むコスト10分の1、食べるコスト2分の1、学ぶコスト0の

新しいシステムの社会を作っている。

 

この本の冒頭で、日本の人口が減少している話が

書いてあったが、その問題に対応した

著者の答えではないだろうか。

 

少子化問題が原因の一つで、

私も再婚をしたときに、子供を作るか悩みました。

 

共働きで生活するなら良いが、自分の給料だけで

三人生活出来るのか?

お互い再婚同士で貯金も無い、将来大丈夫だろうか?

と不安になり、すぐに答えが出なかった。

 

しかし、それでも欲しくなり、不妊治療もしました。

結果、駄目でした。

悩んでいた時間も、確率を下げていたのです。

 

この社会が出来て、住んでいたら

悩む必要は無かったと思います。

 

私達と同じような、悩みを持った人は沢山いると思う。

その不安がなくなれば、違うことにもお金を使えて

経済も潤って、給料も上がりやすくなる。

あまり賢くない私から見ても、良いことしか浮かばない。

感想・まとめ

全体の文章が、読みやすいです。

可愛らしいイラストもあり、優しい本でした。

 

著者が年間10,000人以上の

10代、20代の若者を中心に講演をしていることから

この本も、若い世代に読んでもらいたいという

願いがあると感じました。

 

だからこその、著者の人柄が出ているような本の

文章、イラスト、デザインになったんでしょう。

 

自分の息子も、読んでくれそうな

本だと思うので、会う度に持って行って

何か聞かれたら内容を、話してみようと思います。

 

夢は素晴らしいと、素直に思える本でした。

 

ABOUT ME
アガイ
20代に婿養子になり、息子が出来てから離婚を致しました。 離婚ショックから回復した時の経験を書き 過去の私と同じ様に辛い思いをしている人を 少しでも楽にしたいです。